きょうもお立ち寄りくださり有難うございます。
連敗してタイトル奪取に早くも瀬戸際に立たされた加藤女流三段。
巻き返しなるか？！注目の第３局を棋譜と解析で振り返ります。
開始日時 2020-06-17 09:00
棋戦 第31期女流王位戦五番勝負 第３局
先手 里見香奈 女流王位
後手 加藤桃子 女流三段
手合割 平手
場所 関西将棋会館
持ち時間 各４時間
消費時間 143▲226△239
戦型 ゴキゲン中飛車
▶２５手目３８銀
先手はガッチリ美濃囲いに組みました。
いつでもいらっしゃいという構えですが、後手玉はどんな囲いにするでしょうか？
▶６１手目２５桂
先手は、穴熊玉に１筋に狙いをつけて、桂を跳ねてきました。
下記の「棋譜」で初手から振り返ってもらって、流れを感じていただけたらと思います。
▶８０手目１７銀打ち
お互い勝負ところの局面に思えます。
ただ、後述の形勢グラフでは先手有利と言う分析です。
▶１２８手目２６金打ち
双方の玉が向かい合っての肉弾戦にも見える激しさです。
Shogiguiによる解析
手を戻しますが、
▶悪手：７２手目１６歩
最善手：７２手目☗１４同香
素直に受ける手が良いようです。難しい局面ですねぇ。
１局を通しての解析
▶悪手：先手１、後手２。
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初手から終局までごゆっくりお楽しみください。
▶https://noike.info/kifup/2020/06/2020-06-18--13-05-35--101153/index.html
里見女流王位は３連勝で加藤女流三段の挑戦を退け、通算６期目の防衛を果たしました。
幾度もゴキゲン中飛車を用いる里見女流王位に、桃子先生はタイトル獲得が今回もかなわなかった。
それだけ、里見女流王位の壁は高い存在という事か？！
よかったら、ご感想をお気軽にお寄せいただけたら嬉しく思います。
最後までお目を通してくださり有難うございました。
