チビっ子クラスを見学なさっているお母様の中に、いつも静かに読書をなさっている方がいらっしゃいます。
お子様もいらっしゃいますし、毎日お忙しい中、週1回のこの時間がゆっくり読書が出来る自分だけのお時間なのかもしれないわ、と思います。
ある日、そのお母様とチビっ子が、とても早くスタジオに着き、前のクラスが終わるのを待っていました。
ふと見ると、2人揃って同じポーズで静かに読書をしていました。
親子だわ…。
何だか微笑ましい光景でした。
前のクラスが終わり、チビっ子に
「何を読んでいるの?」
と、聞いてみると
「窓ぎわのトットちゃん」でした。
懐かしい。私も大好きな本だったので、また読んでみたくなり帰りに購入し、今読んでいるところです。
小さい頃のコトですが、電車の学校イイなぁ、私も通ってみたいわ。と思ったり、トットちゃんが犬の耳の匂いを嗅ぐシーンは覚えています。
まだ読み途中ですが、今回改めて読み返してみて驚いたのは、トットちゃんが通っていたトモエ学園では、その頃すでにリトミックを取り入れていたコトです。
日本の小学校の授業の中でリトミックを取り入れたのは、トモエ学園が最初の様です。
小林宗作校長先生の感性に感心してしまいました。
「窓ぎわのトットちゃん」読み継がれているのですね。大人になって読んでみてもまた面白いです。
Special thanks | fall books headline photo: Reading © ThomasLife 仲良し読書の姉弟デス!