ＷＴＯ次期事務局長に韓国の兪明希交渉本部長通商交渉本部長が出馬して、それに対して日本が韓国人のWTO事務局長は困ると妨害しているとの韓国メディアの報道がたくさん出ている。一方日本ではそのような報道は出ていない。日本の官僚はWTO事務局長に韓国人は困るとは思っているだろうが、また多少の妨害はするとは思うが、それが報道されるような形で本当に妨害するのだろうか？ 妨害するにしても報道されるようにはやらないと思う。
(WTOは問題がまさに盛沢山なので、この時期に事務局長に立候補するというのは大変ご苦労なこととは思う。こういうのを”火中のクリを拾う”というのだろう。)
近ごろは韓国や中国のメディアの報道を日本語で直接読めるようになったので、同じ問題に対して国内と国外の報道があまりに異なることに驚くことが良くある。これが一昔前であれば一般人には気づきようもなかったことだ。まさにインターネットの恩恵と言える。
それにしても、韓国メディアの”WTO事務局長選挙にて兪明希氏を日本が妨害”という記事はきっと日本が妨害するだろうという韓国社会の気持ちを利用したアクセス数稼ぎであるように思える。
それなりの大きさの韓国のメディアのオンライン記事でも、記者ごとにその記事へのアクセス数はフォロ-されるのだろうか？
今は紙メディアは経営が厳しいので日本の大手メディアのオンライン記事も記者ごとにアクセス数をフォローされているのでろうか？
このあたりのからくりをご存じの方ご教示お願いしたい。
