photo by masapapa
1月26日(土)は、「冬の森探検」で秋ヶ瀬公園のピクニックの森へ。練馬区教育委員会委託講座「区外型・ねりま遊遊スクール」です。くっつきむしやノイバラの棘に注意するよう、話をしているところですね。
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お子様がインフルエンザに罹ってしまって1家族3名がキャンセルとなり、参加者は5家族12名。大流行していますからねぇ…。
事前調査の際すでに誰かが崩していて、食痕や蛹室だらけだった朽木です。
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端のほうをちょこっと崩してみただけで、やはりクワガタの幼虫たちがポロポロと出てきました。大きく育ったものが多かったですね。
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でも、これじゃあわからないかぁ…。幼虫だけの写真も撮っておけばよかったなぁ…。来月は他の雑木林で「冬のクワガタさがし」の予定なので、その際に改めて!? 持ち帰った子は大切に育ててあげてください。
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オオブタクサの髄は殻むきの途中で折れてしまって、「千歳飴」サイズにはなりませんでした…。
完全に干上がってしまったザリガニの池です。
せっかくなので中へ入ってみます。
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石やコンクリート片をひっくり返すと。
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アメリカザリガニたちが隠れていますよね。
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厄介者の「要注意外来生物」ですが、大物たちは穴の中なので全滅はしません。5月のザリガニ釣りの頃には復活しているかな!?
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オニグルミの葉痕を観察中です。
近くにはイラガの繭も。
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開いている本にはイラガの繭ができるまでの絵も載っていたので、見てもらいました。
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倒木渡りには無難な木を利用。
この子たちなら、奥の倒木にチャレンジしてみてもらってもよかったかな?
例年だと夕方まで氷が残っているライギョの池も、当然干上がっております。
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これは倒木ではなく生きている木ですが、チャレンジしてみますか。
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まあ、たか爺としては下が水や氷じゃないとちょっとつまらないけど!?
ラピスラズリのような「森の宝石」、ジャノヒゲの実です。ヤブランと同じく正確には種子のようですね。乾燥するとどうなるのかまだ試してみたことはありませんが、たとえいっときだけでも、ミニドリルで穴をあけてジュズダマに使う細いゴム紐を通してあげたら、子どもたちは喜ぶかも?
三本土管の池で笑わせてくれた子です。
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泥にはまってかく相成りました…。
ワンダースクールでは昔からよくあることで、自分からわざわざはまりに行って身動きとれなくなっていた子もいたよなぁ…。もちろん、たか爺は絶対に助けたりなんかしませんよ。どうすれば抜け出せるのか、自分の頭で考えて動いてみてね!?
くっつきむしのオオオナモミで遊んで(遊ばれて?)いるところです。
くっつき方が「マジックテープ」のヒントになったり、種子散布に動物だけでなく水も利用したり、来年と再来年に発芽する2つの種子が入っていたり、なかなか優れものの植物ですよ。
蔓のテントの中へ。
入口をもう少し広げておけばよかったですね。
裏口発見!?
ヘビがいたりアシナガバチの巣があったりして秋までは入れない草はらも、冬なら心配ありません。
オオカマキリの卵鞘を見つけたところです。
炊飯場の池では、きれいなカワセミも見てもらうことができました。もちろんガマの穂でも遊んでもらいましたよ。
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綿毛飛ばしです。
子どもたちはタンポポの綿毛吹きも大好きですからねぇ~。
最後は蔓のブランコで決まり!
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ここでアンケートにも協力してもらって解散ですね。
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以下はこの日のアンケートから。
・木を使ったブランコとかが楽しかった。
・池に水はなかったけど、土の中にザリガニがいて、びっくりしました。
・木の中にたくさん虫がいて良かった。木のブランコに乗れてたのしかった。
・木の枝のブランコやトンネルがおもしろかった。冬の林をのんびり歩いて気持ちがよかった。
ご参加またアンケートへのご協力、ありがとうございました!
今年は残念ながら池の氷遊びはできなかったけれども、少しは冬の虫や植物の姿を観察したり、倒木渡り、蔓のテントやブランコでも遊んでもらえてよかったです。ぜひまた親子で冬の森を楽しんでもらえるといいですね。