5月5日(土)は、里山体験プログラム「食べられる野草の観察会」。
たか爺の虫の師匠たち(埼玉昆虫談話会)が運営するおごせ昆虫と自然の館のお世話になりました。チョウやガの専門家は「食草」の関係で、野草にも詳しい方たちが多いですからね。レクチャータイムからスタートです。
これは、多目的室の入口に並べられていた食べられる野草たち。
右からハリエンジュ・タラの芽・コゴミ・カキドオシ・セリ・クワの6種類です。試食会では天ぷらも食べられそうですねぇ~。
こちらは毒草…。ウマノスズクサです。
チラッと見えているのはホソオチョウの幼虫たち。ジャコウアゲハやホソオチョウはこの毒を体にためこむため、あんなに優雅な飛び方をしても鳥に捕食されないわけです。そんなお話もしてくれていました。
photo by syuichi
タンポポのお話中です。
参加者は定員30名のところ5家族19名。地元のご家族の参加はなく、ワンダースクール専用日程となりました!?
photo by sachibaa
道灌橋の上から、魚の群を見ているところかな。
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まあ、「食べられる野草の観察会」とはいっても、ワンダースクールだからなぁ…。子どもたちはもちろん虫とり網持参で、虫たちを追いかけまわします。
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でも大丈夫! 先生たちも虫とり網片手にチョウを捕まえちゃうからね!?
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先生が捕まえたアカタテハをケースに入れてもらって、とてもうれしそうにしていた子です。
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今度は何が捕まったのかな?
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カラムシにいたアカタテハの幼虫を見てもらっているところですね。
たか爺は一足お先によしざわ自然農園さんのお庭へ。
みのるじぃじとかおるじぃじ(埼玉昆虫談話会の会長です…)がスタンバイして、野草の天ぷらを揚げはじめてくれていました。右側の女性は地元のケーブルテレビの方です。
この日の「食べられる野草」の天ぷらのお品書きですね!?
このほかにお庭のカキ・ウド・ウコギ・サンショウも!
広~いお庭で、みなさんお待ちかねの試食会がスタートします。
後の建物は朝日のあたる家です。
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この日はなんと、おうどんをお弁当代わりに持参されていたご家族もおりました!
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そういえば、野菜嫌いだったり普段はあまり食べない子どもたちも、野草の天ぷらは親が驚くほど食べていて、そのあと家でも野菜が食べられるようになったみたいな話をよく聞きます。
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昔、ちびっこ探検隊でごちそうになっていた時からそうでした。
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なんだか不思議ですよねぇ~。
先生が締めのご挨拶中です。
おごせ昆虫と自然の館の師匠たち、よしざわ自然農園のみのるじぃじには今回も大変お世話になりました。本当にありがとうございました! お天気にも恵まれて、おいしい野草の天ぷらまでいただいて、参加者の方たちにも満足してもらえたかな? たか爺としては、今年は参加者が少なくて、何だかちょっともったいなかった感じですけれどもねぇ…。
午後はそのままよしざわ自然農園でしたが、これは改めて。