明珠在掌(みょうじゅたなごごろにあり)を、田中ひろみさんより学んだ。
彼女は、宗教教育は受けられていないものの、文筆家であるとともに仏教・仏像に造詣の深い方らしい。
◆透明で曇りのない宝石はすでにあなたの手の中にあります
「明珠」とは、光り輝く玉や宝石のことだそう。
そんな素晴らしいものを、すでに掌の中に持っているのに、気が付いていないという意味のようだ。
隣の芝生が青く見えるように、周囲の人は自分よりも素晴らしい人生を歩んでいるように思えるものです。
でも、普通に暮らせていることが、すでに幸せなことに気づくべきです。
彼女は、かって入院生活を終え、退院して丁度盛りの桜を見て、本当に幸せを感じたそう。
ただただ、今を生きられることがこんなに幸せなんだ、と心から思えたのです。
真に大切な宝物は、実は遠くに行って探すものではなく、自分の手の中にあったのです。
これは、「青い鳥」のお話と同様です。
幸せを探して旅に出るのではなく、今そこにある幸せを感じるべきなのです。
だから、日々の生活のなかから幸福を見出し、豊かな人生を築いていきたいものです。
→たしかに「幸福感」とは、人それぞれのものなんでしょうね。
お手軽に、今が幸福なんだと思うのもいいのかもしれませんね。
だがおいらは、もう少しだけ上を目指したいものだ。