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急流最上川

2021-02-04 06:21:56 | 日記
山形県を流れる最上川(もがみがわ)は、言わずと知れた日本三大急流だ。
また、単一都府県を流れる河川としては最長で、つまりは激しく長いということだ。
そんな最上川を詠んだ句が、芭蕉の「奥の細道」にあった。
それは、ただ急流だけを語ったものではないようだ。

◆みんなの力を借りることの強さ
 「五月雨を 集めてはやし 最上川」
 どのような人間でも、独りだけの考えや行動では弱いものだ。
 ひとつの主義・主張だけを守り通していては時代の変化に対応できないものだ。
 みんなのいろいろな考えをどんどん受け入れて、自分の人生の流れを作っていくべきものらしい。
 
 最上川は、ぽつりぽつりと降っている五月雨の小さな一粒一粒を集めて、強く、たくましく、はやく、堂々と流れていく。
 天下の急流も、その力のもとは「集めてはやし」なのだ。
 自分だけの力で生きようとせず、みんなの力を借りてみんなで生きていくことが大事なのだろう。

 米国鉄鋼王のアンドリュー・カーネギーもこう言う。
 「優れた仕事をするためには、自分一人でやるよりも他人の力を借りる方が、
  良いものができると悟ったとき、その人は偉大なる成長を遂げる。」
 自分を信ずることは大事ですが、過信はだめみたいですね。

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