パリ五輪の米国男子代表フレッド・リチャード(20)が、ウエアに改革を起こしたいもよう
・Gimnasia Latina
どうやら、従来の体にぴったりする男子ウエア(特にパンツ)が以前から不満だったようで、「動きにくく着心地の悪いユニフォーム」だと発言。ウインターカップ(21日~23日・ケンタッキー州ルイスビル)でゆったりしたウエアで演技したそうです。私はウエアの規定を知りませんが、記事によるとこれは「基準を満たさず」、「自動的に減点される」ことになると書いています。映像を見ると、ゆったりしたバスケのような短パンに白いタイツをはいているもよう。トップスも少しゆったりめでしょうか・・・
で、男子1日目の結果(個人総合)は、
1. ルース 80.400
2. リチャード 79.900
3. バークハート 79.750
と2位。つり輪とあん馬で0.3減点されているのは関係あるのでしょうか・・・なおこの大会に男子の主力級はほとんど出ていません。
「体操に注目を集めたい」といったことも言っているので、卓球の四元奈生美さん的な感じですかね
そんな他国のことより、W杯ドイツ大会(20日~23日・コトブス)の決勝前半で、日本選手が活躍しました
・日本体操協会
<ゆか>
1. カリミ(カザフスタン) 14.133
2. 南一輝 13.666
3. バンヌッキ(伊) 13.533
<段ちがい平行棒>
1. ZHANG Kexin(中国) 13.900
2. ブース(英) 13.300
3. 山田千遥 13.033
杉本海誉斗がつり輪8位。後半は多くの日本選手が決勝に進んでいます若手選手を派遣している国が多いもようで、なじみのない名前が並びます。
種目別のW杯ドイツ大会(20日~23日・コトブス)女子跳馬で、オクサナ・チュソビチナ(ウズベキスタン・48歳)が銅メダルを獲得したことが話題になっています
・globo
・olympics.com
<女子跳馬>
1. ベラク(スロベニア) 13.299
2. キッセレフ(スロベニア) 13.266
3. チュソビチナ(ウズベキスタン) 13.249
表彰台の最年長記録を更新。2028年ロス五輪にも意欲的だと伝えられ、もし出場すれば52歳。
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五輪出場の規定が今回同様と仮定すると、
・ウズベキスタン女子の団体出場の可能性はほとんどない(2023年世界選手権には2人しか出場しなかった)
→ なので、個人で出場権をめざすしかない
・2023年の世界選手権の個人総合は15人とワクも多く、わりとハードルが低かった(ギリギリ通過の選手は49.932点)
・アジア枠は1人だけである上、今回のフィリピンのように、よそものが割り込んでくる可能性がある
・跳馬の種目別ワクは3人で、さほど高得点は必要なく現実味がある
という雑な予測。全種目できるなら2027年世界選手権の個人総合、跳馬だけなら種目別ワクかなと思います。パリ五輪に跳馬で出場権を得たのは3人で、14点に近い力があったのは北朝鮮の選手1人だけ。ほかは13点なかばでゲットしています