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【世界の論考 – 異論反論】ドナルド・トランプの関税をめぐる貿易戦争は、米国にとって良い結果になるかもしれない

2025-02-27 | 国際政治

今回は、ドナルド・トランプの関税をめぐる貿易戦争は、米国にとって良い結果になるかもしれない、というテーマで、最近読んだ論考を、概略紹介したいと思います。 (この動画は、世界の、異論・反論、様々な立場での論考を紹介するものであり、必ずしも私の個人的な立場を反映するものではないことを、ご留意ください。)

・有能な経済学者なら誰でも、厳しい新たな世界的な報復関税を課すことで、世界経済が不況どころか不況に陥るだろうと知っている。これは経済学において、普遍的に同意されている事実に限りなく近い。
しかし、関税は経済だけの問題ではなく、政治の問題でもある。
・そして政治に関しては、ドナルド・トランプは米国の労働者にとって生産的な道を歩んでいるかもしれない。
・彼の提案は、米国の輸入関税を輸出国の関税と一致させ、米国企業が彼らの企業と対等に戦えるようにすることだ。これは過激なことではないようだ。
75年間、米国は他国からの輸出に対して最も開放的な国として世界をリードしてきた。
・第二次世界大戦の破壊からヨーロッパと日本を再建できたのは、それにかかっていた。
・冷戦に勝つために結束した国々の同盟はそれに依存しており、大不況からの回復はそれの恩恵を受けた。
世界の他の国々が米国の2倍の平均関税と輸入にダメージを与える付加価値税を維持し続けるべきかどうかを再考する時が来ているのかもしれない。
これらが相まって、米国企業が世界経済のシェアを獲得するのを難しくしている。
ヨーロッパとアジアは戦争からずっと前に立ち直った。
・冷戦は終わった。
・今は、ほとんどの国々が軍事的ではなく経済的、社会的に競争する時代だ(台湾とウクライナを除く)。
貿易障壁を平等にするトランプの計画は、関税やその他の貿易障壁の要塞の後ろに隠れることに慣れている国々への挑発だ。
インドを例に挙げよう。世界銀行によると、米国の平均関税は輸入品に対して1.5%であるのに対し、インドは11.5%である。
・これは大きな違いだが、トランプが言っているのは公平にしようということだけだ。もしあなたが私たちに11.5%の関税を課すなら、私たちもあなたに11.5%の関税を課します。・・・


図267
詳細に興味がある方は、以下の動画を視聴ください。
https://youtu.be/WWHv5O6_hEU



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