4月14日、O.マカファーティ作「シュート・ザ・クロウ」を観た(演出:田村孝裕、新国立劇場小劇場)。
会場に入ると、まず舞台を見てびっくり。開場から開演までの30分間、役者達が実際にタイル貼りを黙々と続けているのだ。
高さの違う二つの部屋が階段でつながっていて、なかなか面白い(美術・衣裳:伊藤雅子)。
翻訳(浦辺千鶴・小田島恒志)は思い切ってくだけたしゃべり口調を取り入れ、リアル感を増した。
タイトルの「カラスを撃て」というのは、「さっさと仕事を終わらせようぜ(そして飲みに行こうぜ)」という意味だそうだ。
「サンダーバード」の話が楽しい。
一人が「出て行け。アウス!」と叫ぶと、わりと大勢の観客がドッと笑ったが、あれは笑うところなのか?アウスはドイツ語の Aus ? 最近こういうのがギャグとしてはやっているのだろうか。
柄本佑は脱力した演技で今時の若者らしさを出し、好感が持てるが、非常な早口で、しかも滑舌が悪いのでセリフがよく聞き取れない。発声練習が必要だ。
凡庸なラストには少し失望した。が、北アイルランドの人々の貧しさ、生活の辛さ、単調さは心に残った。
会場に入ると、まず舞台を見てびっくり。開場から開演までの30分間、役者達が実際にタイル貼りを黙々と続けているのだ。
高さの違う二つの部屋が階段でつながっていて、なかなか面白い(美術・衣裳:伊藤雅子)。
翻訳(浦辺千鶴・小田島恒志)は思い切ってくだけたしゃべり口調を取り入れ、リアル感を増した。
タイトルの「カラスを撃て」というのは、「さっさと仕事を終わらせようぜ(そして飲みに行こうぜ)」という意味だそうだ。
「サンダーバード」の話が楽しい。
一人が「出て行け。アウス!」と叫ぶと、わりと大勢の観客がドッと笑ったが、あれは笑うところなのか?アウスはドイツ語の Aus ? 最近こういうのがギャグとしてはやっているのだろうか。
柄本佑は脱力した演技で今時の若者らしさを出し、好感が持てるが、非常な早口で、しかも滑舌が悪いのでセリフがよく聞き取れない。発声練習が必要だ。
凡庸なラストには少し失望した。が、北アイルランドの人々の貧しさ、生活の辛さ、単調さは心に残った。
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