もえちゃん軽量化計画 第15弾 ボルト編 その1 これに替えたら必ず軽くなるって訳じゃない事は分かっていても 止められませんでした だって軽量化の代名詞じゃないですかぁ~ 的な ボルト類チタン化 の巻
こんにちはx3です
怠惰が過ぎて2ヶ月も ほったらかしてしまいました
何があったって訳でもなく ただただ怠惰です
今回はボルト類のチタン化です
軽量化をする人は ここまで来ると もう病気(軽量化病)に罹っている事も分からなくなっています
私は軽量化計画を始めた時に病気が再発したという自覚があったので大丈夫(?)です
ボルト類の『チタン化』であって『軽量化』ではありません
状況によっては重くなってもチタンボルトに変更します
何故って『虹色の統一感』でしょうかね(笑)
先にお詫びですが 今回はどれくらい軽量化できたか 分からない部分があります
撮ったと思っていた写真が無かったり 手書きデータで残していたと思ったらデータが無かったりしてました
分かる範囲で書いていきますので よろしくです!
まずはブレーキ周り
秤に乗ってるのはリア分だけです
思っていたよりもボルト多いです
さらに拘ってみました
角度調整のカップ&コーンもチタンに替えます
「こんな物までチタン製ってあるんだ~」って感じです
では交換後を見てみましょう
リアだけで18g軽量化しました
フロントはキャリパー取り付けボルトとカップ&コーンが 22g → 14g で8g軽量化
マウント取付ボルトが 9g → 8g で1g軽量化
次にボトルケージ取り付けボルトです
取り付け箇所が3カ所あるのでボルトは6本です
常々思うのですが ダウンチューブの裏側にボトルケージ取り付ける事あります?
走行中に取るのは かなり危ないしタイヤが巻き上げた埃や泥がボトルに付くので それを口に運ぶことは考えにくい
何か別の用途があるんでしょうかね?
レースに出ないので ボトルケージは外しています
今後も取り付ける事は無いでしょうが 一応ボトルケージを取り付ける事を前提に ボルト自体を短くして軽量化を図ります
ボトルケージを通しても12mmもあります
仮にボトルケージを使うとしても あと5mm短くても大丈夫そうです
M5×15 から M5×10に長さを変更します
13g軽量化しました
次はBB周り2点です
まずフィキシングボルトですが細目ねじのM19です
シマノはどうしてもXTRの純正部品を他のグレードに転用してほしくないようです
1グレード下のXTの同じ部分の部品はM20です
XTRの部品の方が小さいのでXTには付きません
サードパーティーからM19のフィキシングボルトは出ていて パーツ自体はあるんですがチタンの虹色が高価なんです
はっきり言って このパーツ替えるの止めようかと思っていたんです
アルミ製の このパーツはチタン化すれば確実に重量化します
アルミとチタンの重量比は 1 : 1.6なんです
同じ体積の場合 アルミで1gの時 チタンでは1.6gになります
本来軽量化と言えばアルミやカーボンになるんです
では何故ボルトはチタンなのかと言いますと アルミやカーボンでは強いトルクがかけられないからです
材質的にアルミやカーボンは剛性でチタンに劣ります
そのため強い負荷がかかった時に破損する恐れがあります
アルミのボルトもありますが ボトルケージ固定用など 締め付けトルクが低くても問題が起きにくい箇所に限られます
アルミのボルトに鉄のボルトのような強いトルクを掛けて締めると 簡単に捻じ切れてしまいます
だから大きなトルクがかからない所にしかアルミネジは使われません
それが ここに使われているという事は それほどトルクがかからない部分だという事です
しかぁ~し!!!
『軽量化』ではなく『チタン化』だと言った手前 あるなら交換するでしょ
重量化するの分かってて交換しました
驚くほどピッタリ 1 : 1.6 です
6g重量化しました・・・
しかし この部品6g重量化してでも交換しておいて正解だったのです
それはチェーンリング フィキシングボルト交換の時に お話しします
次にアジャスト ナット 固定ボルトです
このボルトなんとM3なのです!!!
ノギスで計った時に直径が3mmより小さいけど 2.5mmよりは大きい という状況でした
この状態だとM3で間違いないのですが どうにも自信が持てませんでした
この規格は自転車のパーツでも見たことない規格です
ボルトの長さも9mmで あまり見ない長さです
ネットで調べて このクランクのパーツリスト見つけました
間違いなくM3×9でした
「こんなサイズのチタンボルトあるの?」って感じで探してみたら 近い規格の物がありました
M3×10のボルトです
頭の形状がテーパーではありませんが 不問にしました
ネジ部分を1mm削って取り付けました
頭がテーパーじゃないので干渉しないで入るかどうか気になりましたが 問題無く取り付け出来ました
重量のデータが無いので 交換前後の比較できません
この記事内のチタンボルトは 全て アリエク で購入しています
ネジ山部分の精度は問題ありませんが 6角穴の精度が悪い物があります
ブレーキキャリパー取り付けボルトのM6×25の6角穴に6角レンチが奥まで入りません
他のサイズのボルトは問題なかったので ロットによる差かもしれません
6角レンチが浅くしか かからないので強い負荷をかけると なめそうです
こういった所が アリエク なんでしょうかね?
保安部品なので現在は交換しています
少々割高のワッシャー付きボルトに変更しました
頭の形状が少し違っていて 変更品は端面の角にC面があります
写真ではリアのキャリパーを取り付けているネジと 秤に乗っているネジが精度の悪いもので フロントキャリパーを固定しているのが交換品です
6角穴の精度が良くなって しっかりと強いトルクでボルトを締め付けられました
今回は このへんで 終わりにしたいと思います
まだまだ 交換した箇所がありますので後日アップします
まあ、チタンは宗教ですので実重とか気にしたらダメです。
「チタンにしたんだから軽くなってるに決まってんじゃん?!」
の一言で良いのです。
交換後のクランクフィッシングボルト六角穴廻りの凹らしき物は何なんですかね?
コメントありがとうございます。
あのカップ&コーンは私も驚きました。
使い方が限定的すぎる割に 需要は多いのかもしれません。
自転車のディスクブレーキやVブレーキで使いますからね。
チタンは宗教だったんですね!(笑)
ステンレスのボルトからチタンのボルトに替えた部分は確実に軽くなってます。
アルミネジの部分は交換しなければならない理由を探しましたが ありませんでした(笑)
記事の冒頭でも言っている通りあくまで『チタン化』ですから。
フィキシングボルトの凹は軽量化のためのドリリングですね(笑)
虹色の表面処理をした後に わざわざ やっちゃってくれてます。
「加工してから表面処理してくれれば良かったのに」と思いましたが それでは折角加工したのに分かりにくくなっちゃいます。
「軽量化のために努力してるんだぜ」ってのを見せるためなんでしょうかね。
でも経験上あの程度では1gも軽くなりませんが・・・。