深夜に失礼しますx3です
毎年恒例のあのレースに出場しました
結果はランパートで もうすぐ一桁順位と自身歴代3位の好記録でした
これは私一人では決してなし得なかったことです
同じチームの方の紹介でN氏と現地練習することになりました
場所はよく知っているのですが自走でどれくらいの時間がかかるのか分かりません
1週間前に下見してみました
久々にロードに乗ったのでめちゃくちゃ疲れた・・・
こんな調子で大丈夫なのか?
何はともあれ翌週は現地練習です
休みの朝に出勤する時よりも早く起床して出発です
現地でいろいろ話をしながら走りました
N氏は登りが私より強く 下りは私の方が速かったです
本番で下りきった時に私が先行していなければ やられるかもしれません・・・
N氏の設定タイムも昨年の私のタイムと それほど差がありません
よーいドンでスタートしたら同じくらいにゴールしそうです
チームメイトにもよりますが戦力的にはトントンのような気がします
「ラン勝負になったらイヤだなぁ~」
とお互いに言ってお別れしました
当日は写真まで取っていただきました
前日の選手説明会では知り合いの方が例年よりも多く かなりリラックスしていました
知ってる顔があるだけで かなり精神的に楽でした
N氏のチームはよもやの知り合いチーム・・・
泳ぐ人同士が知り合いで こぐ人と走る人は お互いのチームとも知り合い
メンバーを見ると やっぱりトントンかなぁ~・・・
興奮したのか あまり眠れぬまま起床しました
泳ぐ人の出発を見送るとバス移動まで何もすることはありません
この日の天気は今一つで 時折小雨が降ったりしていました
ただ時折雲の切れ間から日差しもありました
『天使のはしご』こと『薄明光線』ですね
朝日でのは初めて見ました
美しい自然現象です
心が洗われます
向こう岸では泳ぐ人の出発点である大鳥居
スマホのズームではこれが限界でした
移動バスの最終便に乗りラン出発点にN氏と向かいました
終始雑談で盛り上がりレース前だというのにかなりのリラックスモード
到着してからは すぐに着替えてアップ開始です
この辺りからレースに入り込んであまり話をしなくなります
最終コールまでに少し食べてトイレを済ませておきます
今年のトップは昨年優勝のエリート選手
三人がかりでもソロの選手に敵わないなんて凄過ぎます!
時折激しく雨が降ることもありテンションが変な方向に上がっていきます
そうこうしているとN氏のチームが先着しました
「気をつけて!頑張って!」
私としては追われるよりも追う方が気が楽
だって抜かれることは無いから!
時計を見ていなかったので明確な差は この時分かりませんでしたが およそ3分遅れで私もスタート
もし練習の時のN氏のペースならゴール直前で追いつけるかも なんて思っていました
序盤4㎞くらいは緩い下り坂
突っ込んでいます!
前を行くのはソロの選手ばかり
ただペースが似ていて追っかけてる私はとても走りやすかった
登りに入っても昨年ほどのペースダウンは無く思っているよりも走れています
折り返し地点の手前でN氏とすれ違いました
「2分くらいかなぁ~」
とぼんやり思いながら折り返します
「もしかしたら下りきったところで追いつけるかも・・・」
なんて思いながらダウンヒル開始です!
3分50秒前後のペースで駆け下ります!
しかし行けども行けども姿が見えません
「練習の時よりペース速いなぁ~」
なんて思いながら起き上がっていた上体をかぶせます
残り4.5km地点で姿が見えました!
追い付いたのは残り4㎞を切ってから
追い抜きますが離れていきません
N氏も粘っています!
下りきってからも呼吸音は近くで聞こえます
焦らないようにフォームに気をつけて走ります
最後のエイドを過ぎた辺りで私は異変に気付きます
「息吸えてない?・・・」
呼吸してるはずなのに酸素が取り込まれてないというか・・・
実際息してるのかどうかも良く分からない・・・
ただ別段苦しいとは思えない・・・
今まで感じたこともない感覚
ただこの感覚が麻痺したような状態は絶対良くない!
あまりペースを落とさない感覚でペースを落として落ち着くように息をすることに気を向けます
50mほどすると空気が肺に入っていくような感覚を覚えます
すると少し苦しくなってきたのですが感覚が戻ったことで一安心
そうするとN氏の呼吸音は聞こえなくなっていました
「振り切ったか?」
でも振り返りません!
今出せる全力でゴールを目指します!
ゴール前のコーナーで後方を確認
誰もいません
チームメイトと同伴ゴールしました
手元の時計では1時間30分を切っていました
すぐにN氏がやってきました
健闘を称えあい握手しました
入浴後 魔が差してアロマオイルマッサージして貰っちゃいました
そのせいか翌日の筋肉痛はとても軽かったです
年齢を重ねても自己ベストに30秒差に迫れたことで まだいけると思ってしまっています
年寄りの冷や水・・・
来年も怪我無く走れたらいいなと思っています
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