x3変態長のブログ『まえのめりでいこう』

あまり深く考えず思ったことを口にしてしまうタイプです

意味があるかと問われたら?正直自己満足だと言っても差し支えないかなぁ~的なベアリング交換の巻

2018-01-14 00:54:16 | ロード・機材

こんばんはx3です

 

ちょっと気なっていたホイールのベアリングを交換した

通勤仕様のジオス・ミグノンのホイールは純正より軽い貰い物です

以前分解してグリスアップをしたところFホイールにガタが出た

何がいけなかったのかなぁ~

たぶんベアリングだろ~な~

 

それはさておきメンテを兼ねて再びベアリングを外します

外したFホイールのベアリングのシールドには『609-2RS』『NBK』との表示

おそらく『609』はベアリングのサイズで『2RS』は両側シールの事だと思う

『609』はどのメーカーでも同じ数字が割り当てられている

『2RS』はメーカーによって違うかも

『NBK』はメーカーだと思うがヒットしません

それっぽいのに いきなり行き当たりますがどうも違うっぽい

 

さてここである思いが頭を横切ります

 

 

 

「クイック用のアクスルシャフトなので前後とも同じサイズなのでは?」

 

でもこういうのはメーカーのこだわりがあって前後左右で違うのを使ってる可能性もある

とりあえず全部外してみた

すると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前後でサイズ違うや~~~~~~~~~~~ん!!!!!

 

Rホイールの方が内径・外径とも1mm大きかった

フリーは手持ちの工具では外せそうになかったので諦めて外からラスペネ吹いときました

さてサイズが分かれば後は発注

『工場の味方Mタロウ』にて注文

そして・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハイ来たぁ~!

 

Fホイールの小さい方は『ミニチュア玉軸受』

Rホイール用の大きいほうは『深溝玉軸受け』

ネーミングが違う意味は良く分かりません・・・

両方とも非接触シールタイプです

し~か~も~・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

信頼の日本製!(ここ大事)

 

取り外したベアリングの対比

 

写真上側が取り外したもので下側が今回購入したものです

内輪と外輪の肉厚が違いますね

どのような影響があるかは知る由もありません

ただ触った感じでガタが無いのだけは良く分かりました

取り外す前のホイールはフローティング・キャリパーブレーキ状態でしたから

 

ホントはシール性能が落ちるのでやっちゃだめだけどシールドを薄いマイナスドライバーで取り外す

新品なのでキレイなグリスが入っており このまま取り付けても問題ないです

 

ですがここは防水性のあるウレアグリスに打ち替えます

折角買ったんだしね

このベアリングに予め入れてある純正の白いグリスが見えますが何グリスなんでしょうかね?

 

パーツクリーナーで脱脂しました

 

キレイになったところでエアダスターで溝に残ったパーツクリーナーを吹き出す

エアダスターはパソコン関係の売り場で見かけるアレです

ウレアグリスを入れます

 

グリスを入れたところでシールドを取り付けます

シールドは内・外輪側共にしっかりと押し込みます

これでベアリングの準備は完了です

 

次にホイール側のベアリング交換です

 

2mmの6角レンチで埋め込みネジを左右共緩めます

ネジの入っているパーツは一見 軸にネジ止めしてあるように見えますが差し込んであるだけです

薄いマイナスドライバーで傷をつけないように少しずつ動かしていき抜き取ります

どちらかをプラハンで叩いてベアリングを押し出します

 

リアのドライブ側はロックリングを外す必要があります

 

ドライブ側にはパッキンが付いています

 

ベアリング押さえパーツに溝があり、そこにパッキンが嵌ります

軸はベアリングの内輪が嵌るところだけ加工が入ってました

 

内輪を受ける段差のところに溝が切ってあります

この部分はフリーに接触するところなので、ここにもグリスを塗ります

 

反ドライブ側はベアリングの厚みよりフランジの奥行きの方が深い

 

これではプラハンだけでは打ち込めないので取り外したFホイールのベアリングを当てて叩き込みます

フランジの方が深い理由はこれです

ベアリング押しパーツにOリングが付いています

これがフランジの内側に当たることでホコリの浸入を防いでいます

ここで絶対にしてはいけない失敗がベアリングだけをフランジに打ち込むことです!

軸を通せなくなりますよ!

軸を通してからベアリングを打ち込みましょう

あとリア側は軸の向きにも注意です!

このホイールでは反フリー側の方がベアリングを受ける段差から軸の端までが長いです

 

ベアリングを交換したホイールにガタは無く回転もスムーズ

走行性能は大して変わらないだろうけど やっぱりガタが無いのは精神的に大変良い

週明けの通勤で試走してみたいと思います

 

一応付け足しますが、これを行う方は自己責任でお願いしますね

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