こんばんはx3です
ちょっと前の事ですがコケてスネの横が腫れました
毛むくじゃらなおっさんの脚ですみません
カレーパンくっつけたぐらいに腫れました
ミニベロで片手運転してた時に段差の振動でブラケットに乗せてた手が弾んでブラケットから外れて手放し運転状態になりました
鉄管で組んだようなガードレールに接触して転倒しました
前日に下した服が破れちゃいました
転んだ際にハンガーが曲がったようで変速が決まりません
後日ハンガー修正をお願いしたお店でいろいろ指導を受けました
・リアディレーラーはガタが出てて壊れてると言っても過言ではない
・STIの操作した時の感覚からしてそろそろ壊れる
・ブレーキ・シフトのアウターは変えた方が良い
・ホイールのベアリングの油が切れてる
ボロボロやな・・・
今のところ動くので壊れたら変えようぐらいの気持ちでした
そしてさらに後日 車道から歩道に入る際 進入角度が悪かったのか またこけちゃいました
そしてまた変速が決まらなくなりました
かなり遅い速度で転んだので さすがにハンガーの曲がりは無いと思いたい
壊れてると言われちゃってたリアディレーラーを交換することにしました
グレードは『クラリス』です
付けているものは既に代替わりしており同じ物なら中古を探さないといけません
しかしクラリス程度では中古でもあまり無く あっても現行品と遜色ない価格です
現行品のリアディレーラーを購入することにしました
R2400シリーズからR2000シリーズに変更です
数字が小さくなってますがR2000シリーズが現行品です
届いたリアディレーラーを組み付けますがシフトが決まりません
8速なのにトップからローまで6クリックで動き切ります
シフト調整がまずいのかSTIが壊れたかのどちらかです
この際もうすぐ壊れると言われたSTIも変えることにしました
リアと同じR2000シリーズではなくR2400シリーズのSTIを探しますがありません
どうしてR2400にこだわるのか理由があるのですが後述します
通勤でも使ってるミニベロなので早く直したい
かなり嫌でしたがR2000シリーズのSTIをポチしました
前置きが長くなりましたが今回はここからが本題です
R2000とR2400のSTIには決定的な違いがあります
まずはR2400です
次にR2000です
シフトケーブルの取り回しが違います
R2400シリーズはレバーの横側からシフトケーブルが出ています
R2000シリーズはSTIの中からハンドル側へシフトケーブルが出ます
私はこの機構が嫌なのでR2400を探していたのです
シフトケーブルをSTIの中で急角度に曲げるこの機構にデメリットしか感じません
中古で使っていたと思われるこのSTIに付属していたシフトケーブルがそれを物語っています
急角度に曲げてあるため変なクセがついています
シフトケーブルの取り付け位置もブラケットカバーをかなりめくらないといけません
こんな感じでめくるせいかブラケットカバーにも変なクセがついてます
ブラケットから浮いちゃってます・・・
では反対側のケーブル取り回しを見てみます
フタを取り外すとケーブルのガイドが見えます
因みにこのフタにもガイドがあります
これにケーブルを通すとこうなります
これをガイドに沿って曲げてみるとこうなります
ケーブルがガイドから離れています
これにフタをしてブラケットカバーで押さえるといった感じで取り回しをしています
それでもアウター受けの外側にインナーがいっちゃってます
何のためにこんなに無理してSTIの中にシフトケーブル通さないといけないのか
レバーの横からシフトケーブル出す方がケーブルへの負荷は絶対に低いはず
しかもそのおかげでインナーケーブル交換時のメンテナンス性まで落ちています
R2400シリーズではブレーキレバーを握るだけでシフトインナーケーブルの交換ができる状態になります
ブレーキインナーケーブル取り付け方法も変わりました
R2000
R2400
これに関しては現行品の方が壊れにくいだろうなと思います
取付方法も変わりました
ちょっとわかりにくいですがブラケット右上に取付ボルトがあります
これはカバーをめくらないと締め付けできません
R2400シリーズもブラケットカバー内にありますが めくらなくても締め付けできていました
6角レンチを入れるための窪みがブラケットにありました
カバーをめくらないでSTIの位置を確認できたため微調整がしやすかったです
私の知る限りではシマノのロード系STIはすべてシフトインナーがSTIの中を通る機構です
これといった大きなメリットを感じないですが何のためにこんなことをしたのでしょうか
電動シフトなら意味あると思います
あえて差別化する意味でも旧機構を残して欲しかったです
しかし変わってしまったものを嘆いても仕方ありません
せめて『ゆめかちゃん』は壊さないように大事に乗りたいと思います
さて手に取ってみて気になったことがありました
形状全般にR部の設定が小さいのかエッジっぽくなっています
触ると少し指に掛かる感じがあります
面白くないので手を加えます
正式名称は知りませんがエッジ部を仕上げる道具です
こんな感じに当ててエッジ部を削ります
一度に長い距離を削るのではなく少しずつ削っていきました
うむ これで良し
組付けていきます
STIをハンドルに取り付けて位置を決めたらアウターケーブルの長さを計測して切り分けます
インナーケーブルを通したらブレーキ・シフト共に仮組します
アウターケーブルをハンドルに結束する際にそりゃそうだよね的なことが起きました
シフトアウターケーブルがハンドルから離れすぎています
ビニールテープで固定しようとしてもアウターケーブルの剛性に負けてハンドルから離れます
どうしようもないのでチカラワザで結束します
まずはビニールテープでブレーキアウターだけ結束します
次にタイラップでハンドルのR部の前後2か所を結束します
この状態でブラケット側からビニールテープを巻いていきます
タイラップ部に差し掛かったらタイラップを外してさらに巻きます
バーテープ巻き終わり位置から20mmくらい手前までビニールテープで固定しました
この状態でブレーキ・シフトの調整をします
調整が終わったらバーテープを巻いて終わり・・・ません!
私はビニールテープの銘柄にこだわりがあります
スコッチ(3M)の『117』です
粘着力がさほど強くなく 程よく伸びます
バーテープの巻終わりを これで止めてからバーテープに付属の化粧テープを巻いていました
しかし化粧テープが剥がれると当然ですが いかにもビニールテープといった感じなのです
駄目って事はないんですが ちょっと面白くないので違う物を取り寄せました
バーテープの巻終わりに巻く専用のテープです
私が見た時の商品名は『フィニッシュテープ』でした
では実際に巻いてみました
あぁ~んんん~
微妙にマットな感じになっただけでした
ちょっと見比べてみましょう
左が『フィニッシュテープ』で右が『117』です
ん~ まぁこの程度の事です・・・
使った感じは粘着力は強くなく『117』と同じような感じです
『117』のマットバージョンがあればそれで事足りるでしょうね
自己融着テープのような物を期待していたのですが違いました
まぁ~自己融着テープは施工後 時間がたつとボロボロと崩壊し始めるのでこれで良かったかな
崩壊が始まった自己融着テープはネチャネチャでボロボロなので剥がすの大変です
さてこの『フィニッシュテープ』ですが少し困ったことがあります
8mもあります
1回のバーテープ交換で40cm使ったとして20回分あります
私はあまりバーテープ交換しない方なので交換周期が1回/年として20年分です
ロード系の自転車が2台なのでそれぞれ1回/年で交換しても10年分あります
長生きするために こけないように気を付けないとね(笑)
専用ワイヤー等々で変速性能を担保出来たつもりでしょうが、基本性能的に触覚式の方が有利だったでしょうに。
巡行時にDHバーよろしく手を添えるということもしていたらしいし残念に思ったシマノユーザーは多かったんじゃないでしょうかね。
逆説的(?)に転けてバーテープをダメにしてしまえば消費が早くなりそうですけどね(笑)
お身体大事になさってください。
コメントありがとうございます。
アンチシマノの方にまで「アイデンティティーを捨てたな」なんて思われてたんですね。
ワイヤーの入る方向と操作時の回転方向を考えるとどう考えても触角式の方が違和感が無いんですけどね~。
どういう経緯か知りませんが、もしも「見た目がスッキリするからシフトケーブルはSTIの中を通そう・・・カンパみたいに」って事での変更なら、それはもうカンパの偽物売ってるって事です。
だからロードコンポーネントでユーザーからカンパより格下に思われるんですよ。
でも「この機構にして変速性能を落として電動シフト買わせよう」ってんなら大したもんです(笑)
今回不思議なことに転けてもバーテープはほとんど無傷でした。
リアディレーラーとSTIは見て分かる位しこたま傷が入りましたが・・・。
最近空間認識能力が落ちてるようで、夜に電気を点けないで階段上がってたら壁に顔ぶつけました(泣)
衰えたことにアジャストしていかないといけません。