阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

日米地位協定をめぐる問題点から見る、より進化した協力関係の在り方について

2022年08月07日 18時38分34秒 | 政治
先日、日米地位協定の問題点と、日米のより進化した協力関係の在り方について講演をした時の映像です。4月にアメリカ空軍の方々に対してオンライン講演をしたものをベースにお話ししています。

日本有事の際の指揮権の密約や、裁判権放棄密約など、日本が主権を放棄した状況が続いていることが、米国の公文書によって明らかになっています。このような状況が在日米軍と日本の官僚によってのみ決められ、国会に報告義務がなく、日米国民にも知らされていない状況では、真に平和に貢献する日米関係にはなり得ません。では、どうすべきなのか。より良い日米関係の構築の在り方についてお話ししています。

日米関係は非常に重要な二国間関係ですが、政府が国民に事実を隠し続けてきた状況で防衛費を増やしても、真の日米関係の強化にはつながりません。ドイツやイタリア、韓国は交渉によって国内法の適用などの権利を勝ち取っていることを例に、本当の戦後レジームの転換に向けた政治の責任の果たし方について私の決意をお話ししました。


より良い未来をつくる日米関係の在り方について①-日米地位協定をめぐる状況


より良い未来をつくる日米関係の在り方について②-質疑応答1 民主党政権の取り組み


より良い未来をつくる日米関係の在り方について③-質疑応答2 日本の平和貢献の在り方について