稲刈りを終えた隣の畑から
「藁(わら=稲わら)いらへんか?」
「ああ、ちょっとだけもろとくは」
「慌てんでええから、ゆっくりそくって」
「おおきに。雨降るまでそくるわ!」
「そくる」という言葉がある。
標準語だと思っていたら辞書には無かった。
インターネットで調べていくと、
愛媛弁の「そくる」=「失敗する」=損くる
俗語の「そくる」=「その場・その時にすぐHする」=即る
弓道の用語の「そくる」=「的に当たる」=束る
ではない!
これ以上調べても損くるかと思っていたら、
五巡目にして、ようやく束った。
出雲弁の「そくる」=「束(たば)ねる」=束る
なのである!!
大国主命を主神とする美具久留御魂神社の氏子だけに、やはり出雲人の血が流れていたのだと確信。
ゆっくりと天日で干してから束ろうと思っていたら、どうやら明日は雨模様。
そこで慌てて藁を即った。
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