ブログの記事を書いていて、「あれ、これって前に書いたやつとちゃうか?」と気づくことがある。
特に、毎年同じようなことを繰り返している「菜園日誌(畑)」の記事に多い。
そこで、畑活の冬休みの間に、2022年3月5日の「ジャガイモふせる」から、現在の「面白」まで128記事をコピペして一つにまとめることにした。
できれば本にして、自分が死んだときの粗供養(香典返し)にしてやろうと、写真抜きの縦書きに直した。
すると、いろんなことに気づく。
他の人のブログを拝見していると写真の綺麗なことに感心する。
撮影の腕もさることながら、さぞかし、いいカメラやスマホで撮っているのだろう。
写真だけでも充分見るに値する。
それに比べて、我が五年前の格安スマホの映りの悪いこと。
だから、写真にあまり頼れない。
一文改行で書いていると段落の切れ目がわからないので、段落を区切るために使っている。
ところが、写真無しの文字だけの文章をみて、写真がある働きをしていたことに気づいた。
段落ごとに話が進展していけばよいが、突然、話題がかわって不自然を感じる段落がある。
そんなところに写真が入れられていた。
一目で認識できる写真のインパクトは文字の数倍大きい。
写真を使って視点をずらして、不自然さや違和感を和らげていたのだ。
写真三枚を使って四段落で書いた記事、特にその三段落目に話題の飛躍がある。
なるほど、つまり、アレをしていたのだ。
四コマ漫画にしていたのだ。
四コマ漫画の基本構成は「起承転結」。
「転」にあたる三コマ目で視点を変えて、読者にアレレ? と思わせ、「結」の四コマ目でオチをつけていたのだ。
ほほう、なるほどと我ながら感心していたが、文字だけの文章にしたら、写真の働きがなくなり、違和感だけが残る。
どうしよう、書き直そうか? いやいや、じゃまくさい!
それなら、いいカメラを買おうか? まてまて、なんでそないに飛躍するねん! その前にスマホやろ!
とんだ物入りになってきた。
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