「アタック・ザ・ガス・ステーション」ＤＶＤにて

昨日に引き続き、韓国映画「アタック・ザ・ガス・ステーション」を観ました。

出演は「美術館の隣の動物園」の「イ・ソンジェ」、「友へ チング」の「ユ・オソン」、「春の日は過ぎゆく」の「ユ・ジテ」、そして「カン・ソンジン」

内容はブラックコメディです。


コンビニで暇をもてあましていた4人はガソリンスタンドをなんとなく襲撃した。以前にも襲撃されていた社長は現金を隠していた為、4人はスタンドに立てこもる。事情を知らない客らが次々とスタンドに現れて・・・


観る側に何かを訴えようという映画ではなく、素直に楽しむ為の映画ですね。他のレビューにも少し書かれていますが、多少韓国映画を観ている方のほうが楽しめるかもしれません。儒教の国ということと、つい最近まで軍事政権下であったことを踏まえて見ると主人公達の行動が少しは理解できるかも。
韓国は上下関係のはっきりした国ですが、4人がスタンドに立てこもることにより、力の関係が覆されていく、そんな所が面白かったですね。
リーダー格「ノーマーク」を演じた「イ・ソンジェ」。風格と鋭い目つき、「美術館の隣の動物園」でみせた失恋に悩む男性とは別の頼りがいのあるリーダーを。そして「ユ・オソン」。「友へ　チング」や「チャンピオン」での荒々しいまでの男から、ちょっと間の抜けたホントは気の優しい「無鉄砲」をそれぞれ演じていて、この二人が私はとても印象に残りました。
4人のトラウマが少し描かれていますが、物語を引き立てる調味料だと思います。あまりこだわる必要は無いと感じました。


評価　星　みっつ


ところで車のトランクに閉じ込められた二人はどうなったんでしょう？

・アタック・ザ・ガス・ステーション！＠映画生活


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