
3月6日日曜日に北日本新聞サービスセンター 映画の集い 『ローレライ』試写会が開かれ、抽選に当たったので独りで淋しくいってきました。
北日本新聞とは富山県で発行されている地方新聞です。富山県、て日本の真ん中あたりなのに何故北日本なのかは不明・・・
上映前には『交渉人 真下正義』の予告編が流されました。本家『踊る・・・』よりも面白そうな感じが漂います。
さて本題の『ローレライ』
製作は『踊る大捜査線』の「亀山 千広 」。監督は『ガメラ 』シリーズの「樋口 真嗣 」。原作は『亡国のイージス 』の「福井 晴敏」。
第二次世界大戦下の1945年8月6日 広島に原爆が投下された。
かつて特攻作戦に異議を申し立て閑職に回されていた『絹見(まさみ)』少佐(役所広司)は『浅倉』大佐(堤真一)の命により、ドイツ軍から接収された新型潜水艦「伊507型」の艦長に就任、今後予想される東京への原爆投下阻止の任務を受領する。
「伊507型」には秘密兵器が搭載されていた。ローレライと呼ばれるそのシステムは海中を三次元的に探索できる画期的な海中探査装置であった。
特攻隊である回天特別攻撃隊から転属してきた『折笠』(妻夫木聡)はローレライが搭載されている特殊潜航艇Nシステムの操舵手を命じられ、潜航艇に乗り込むが、そこには一人の少女が眠っていた。
やっぱり期待しすぎはいけませんね。
見ながら思ったのは『宇宙戦艦ヤマト 』と『ララァ』と『ラピュタ』と『沈黙の艦隊』を連想してしまいました。
『宇宙戦艦ヤマト』=敵大艦隊に孤艦で挑む。
『ララァ』=『パウラ』
『ラピュタ』=Nシステム
『沈黙の艦隊』=敵大艦隊との戦い方
見終わった後、なんとなく消化不良的な感覚を覚えました。
あえて小説を読まずに観たんですが、大作にありがちないろいろと詰め込もうとして、結果底が浅くなってしまった感じです。
まず主人公が誰だか分かりません。『絹見』艦長なのか、それとも『折笠』なのか?主人公が分からないと感情移入ができないんですよね。そして脇を支える登場人物たちのキャラクターの掘り下げも浅いため、それぞれの役割がボケた感じがあります。
潜水艦内も従来の潜水艦ものに比べると断然艦内が明るくなっています。そのためでしょうか、リアル感が乏しいように感じました。
ストーリー展開に目新しいものはありません。目立った戦闘シーンも無いので、もっとメリハリの利いたスピード感が欲しかったですね。
『パウラ』を演じた「香椎由宇」の『フィフス・エレメント』『あずみ』的なコスプレにはちょっと萌えてしまいました。(中年を自覚・・・)
評価 星 ふたつ
小説はまだ未読ですが、読まれてから映画を観るほうが良いのではないかと思います。
公式サイトはコチラ
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ローレライ 関連
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上映前には『交渉人 真下正義』の予告編が流されました。本家『踊る・・・』よりも面白そうな感じが漂います。
さて本題の『ローレライ』
製作は『踊る大捜査線』の「亀山 千広 」。監督は『ガメラ 』シリーズの「樋口 真嗣 」。原作は『亡国のイージス 』の「福井 晴敏」。
第二次世界大戦下の1945年8月6日 広島に原爆が投下された。
かつて特攻作戦に異議を申し立て閑職に回されていた『絹見(まさみ)』少佐(役所広司)は『浅倉』大佐(堤真一)の命により、ドイツ軍から接収された新型潜水艦「伊507型」の艦長に就任、今後予想される東京への原爆投下阻止の任務を受領する。
「伊507型」には秘密兵器が搭載されていた。ローレライと呼ばれるそのシステムは海中を三次元的に探索できる画期的な海中探査装置であった。
特攻隊である回天特別攻撃隊から転属してきた『折笠』(妻夫木聡)はローレライが搭載されている特殊潜航艇Nシステムの操舵手を命じられ、潜航艇に乗り込むが、そこには一人の少女が眠っていた。
やっぱり期待しすぎはいけませんね。
見ながら思ったのは『宇宙戦艦ヤマト 』と『ララァ』と『ラピュタ』と『沈黙の艦隊』を連想してしまいました。
『宇宙戦艦ヤマト』=敵大艦隊に孤艦で挑む。
『ララァ』=『パウラ』
『ラピュタ』=Nシステム
『沈黙の艦隊』=敵大艦隊との戦い方
見終わった後、なんとなく消化不良的な感覚を覚えました。
あえて小説を読まずに観たんですが、大作にありがちないろいろと詰め込もうとして、結果底が浅くなってしまった感じです。
まず主人公が誰だか分かりません。『絹見』艦長なのか、それとも『折笠』なのか?主人公が分からないと感情移入ができないんですよね。そして脇を支える登場人物たちのキャラクターの掘り下げも浅いため、それぞれの役割がボケた感じがあります。
潜水艦内も従来の潜水艦ものに比べると断然艦内が明るくなっています。そのためでしょうか、リアル感が乏しいように感じました。
ストーリー展開に目新しいものはありません。目立った戦闘シーンも無いので、もっとメリハリの利いたスピード感が欲しかったですね。
『パウラ』を演じた「香椎由宇」の『フィフス・エレメント』『あずみ』的なコスプレにはちょっと萌えてしまいました。(中年を自覚・・・)
評価 星 ふたつ
小説はまだ未読ですが、読まれてから映画を観るほうが良いのではないかと思います。
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えー、どうも樋口監督は「小説は原作じゃない。2人で考えたプロットが原作である。」と語ったらしく・・・。私は小説を先に読みましたが、ストーリー自体かなり違っているので、あまり背景や登場人物理解の役には立ちません。
プロットにうまく肉付けしたのが小説版、なんだか骨まで削っちゃったのが映画版だと理解しております。
そうですねぇ、主役がぼやけるのは、私も同感ですわ。
そういうのも、ヤマト・ガンダム的?
評価が真っ二つに別れてますね~
あえて、突っ込みどころを無視すれば楽しめるかなと。
突っ込みどころ山盛りでしたけどね(笑)
私は小説が先で映画が後でした。
CMで誇大な妄想を持って見に行くのはどうかな...。
娯楽映画と割り切ってみればおもしろかったです。
また、面白い話題がありましたら
T/Bやコメントをお願いします。
こちらからもT/Bさせていただきます。
仰るとおり、物語の主役が誰なのか定まらない感じがしました。
やはりあの分量を2時間におさめるのは難しかったのでしょうか。
今度原作小説も読んでみます。
原作とストーリーが違う箇所が多々あると聞いたので、あえて原作は読まずに観に行きましたが、細かい伏線に気づいたりして、割と楽しめました。
これから原作も読んでみようと思います。
よくみつけましたね。goo から来訪なのも意外です。
この映画、不満なところの多いのも確かですが、たた
かれ過ぎてSF作品が作られなくなると寂しいので、今後のために評価しておきたい気持ちが大きいのです。
あまり、たいした感想を書いてないのに嬉しいです(^^)
私は、小説も読まずに観てたのでまあ大した期待もせずに観てました。
パウラって、ファティマじゃん!て正直思いました(笑)
それに、折笹クンの故郷の惨状を彼は知らないまま最後までいったの?とか・・・・・思ったり・・・。結構つっこみ所多くて不完全燃焼な感じでした。