「グリーン・ディスティニー 原題：臥虎藏龍」チャン・ツィイー主演

DVDでアメリカ・中国合作映画「グリーン・デスティニー　原題：臥虎藏龍　Crouching Tiger,Hidden Dragon」を観ました。

最初はストーリーがよく分からず目が点になって観ていました。
途中で気が付きました。この映画はストーリーを追ってはいけない映画なんだと、「チャン・ツィイー」の為のＰＶ映画なんだと。
そして古い香港映画のような感覚で観れば良いのだと気付きました。

以下ネタバレ

邦題の「グリーン・ディスティニー」、てナンだろうと思いながら観始めたんですが、主人公?が持つ剣の名前だったんですね。この邦題にこだわっていたので、最初映画に溶け込めなかったんですね。特に宝剣というほどでもなく、剣に関してはあまり意味が無いと思います。原題それも英題の「Crouching Tiger,Hidden Dragon」の方がやはり内容にしっくりきます。なんで変えちゃったんだろう？臥虎藏龍をうまく意訳して欲しかったですね。（ちなみに虎であり、龍と目されるのが「チャン・ツィイー」演ずる「イェン」です。大きな力を持ってるがまだちょっと未熟、て意味でしょうか。」

アクションはワイヤーアクションのオンパレード。楽しめたんですが、もう少し少なめにココゾというときにドーンと使って欲しかったですね。
音楽は太鼓やチェロでしたが、特にチェロがここまで中国映画に合うとは思いませんでした。まるで胡弓のようにも聞こえる感じがしました。

チャン・ツィイーはこの作品が二作目らしいんですが、一作目「初恋のきた道」とは違い、色々な面を出しています。やはり監督の力が大きいのだと思いますが、この作品以降世界的女優になっていったのも分かる魅力溢れる演技です。特に私は竹林のシーンのカット割で入るアップの顔の美しさに魅了されてしまいました。

「LOVERS」が公開されましたが、新作を観る前のお勉強にちょうどよかったかも。（9月1日映画の日に見れればな、と思ってます。）


評価　星　さんてん　


・グリーン・デスティニー＠映画生活



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