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「ファーヤーウォール」劇場にて

2006年04月02日 | cinema

映画レビューブログのクセに一週間ぶりの映画ネタです。


ファボーレ東宝で4月1日公開『ファイヤーウォール』を見てきました。

主演はご存知「ハリソン・フォード」。


大手銀行との合併を控えた地方銀行のシステム管理責任者の『ジャック・スタンフィールド(ハリソン・フォード)』の作り上げたセキュリティ・システムは業界で最強の評価を得ていた。外部からネットワークに侵入するのは至難の業と思われたセキュリティ・システムだったが、強盗グループは意外な弱点に目をつけていた。
システムの開発者である『ジャック』自身にシステムに侵入させるため、家族を人質に取った強盗グループは『ジャック』の手によって海外の口座へ大金の送金を成功させるが・・・


「ハリソン・フォード」の定番パターンの作品でした。

私が『インディ・ジョーンズ』シリーズ『スター・ウォーズ』シリーズ以外の「ハリソン・フォード」の作品は、と聞かれて思いつくのは『今そこにある危機』や『エアフォース・ワン』などの作品です。それらの作品に共通しているのは家族を人質にとられた主人公が身体を張って救い出すというアメリカの理想の夫像的キャラクターです。それが悪いというのではなく、彼にぴったりと合った役どころなんだろうと思います。
本作も家族を人質に取られた主人公が後半反撃を開始、家族を無事に助け出せるか、が描かれています。
『ファイヤーウォール』とはネットにおける不正アクセスを防ぐ為の障壁のことです。そのイメージからもっとネットに絡んだデジタル的な物語を想像していましたが、内容はとてもアナログ的でした。銀行のネットワークに不正にアクセスできないと言っておきながらメールに簡単に侵入していたり、ところどころつじつまの合わない設定になっていましたが、(家族が助かれば会社のシステムがどうなろうと構わない、という設定もアメリカ的。)全編適度な緊張感が漂っていたと感じました。

評価 星 さんてん ご

公式サイトはコチラ
ファイヤーウォール@映画生活

P.S.
あの銀行はあのあとどうなってしまったんでしょう?



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