xina-shinのぷちレビュー?

時間に追われる生活に一息ついて・・・

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「マイライフ」 VTRにて

2004年09月27日 | cinema
レンタルビデオで「マイライフ My Life」という映画を観ました。(過去に何度か観ています。)
主演はティム・バートン版「バットマン」の「マイケル・キートン 」、「コールド・マウンテン 」の「ニコール・キッドマン 」です。

日本ではまだDVD化されておらず、個人的には早くDVD化して欲しいな、と思ってる作品です。

この作品はヒューマン・ドラマの分類になろうか、と思います。
作品を見るに当たってはネタバレ云々は関係の無い映画なので、あえて紹介の為に踏み込んで書きたいと思います。

広告会社の社長「ボブ」(マイケル・キートン)は美しい妻「ゲイル」(ニコール・キッドマン)と共にロスに住んでいました。二人の愛の結晶が彼女に宿り、幸せなはずの彼に一つの宣告がされていました。彼は治癒不可能な進行ガンに侵され、恐らくは生まれてくる子供の顔を見る事はできないと医者から告げられていたのです。
せめて親である自分の事を覚えて欲しい彼は、ビデオカメラに自分の歴史・知識などを残しておくことを思いつき、妻に内緒で撮影を始めていました。
そんな折、故郷の弟から結婚式の招待状が届きます。が、彼はそれを頑なに拒否します。両親との確執から彼は故郷を捨て名前すら変えていたからでした。
ある日妻は撮影済みのビデオを見てしまいます。彼女は夫に詰め寄り「せめて自分には心を開いて欲しい。」と懇願するのでした。
彼女の勧めでボブは中国人気功師のもとを訪れます。そしてそれが彼の残された人生を変えていくきっかけとなるのです。

死を題材にした作品にふさわしく、静かに物語は進んでいきます。極力BGMは控えられ、揺れ動く心情を表すときにのみ流されます。

根底に流れるのは夫婦の愛、子供への愛、兄弟の愛、そして親子の愛です。そしてエンディング、すれ違いから起きた確執はたった一つの言葉で解きほぐされていくのです。

たかだか10年前の作品ですが、その頃はまだハリウッドにもこのような作品を生み出す力が残っていたんですね。


評価 星 よんてん ご


未見の方 「八月のクリスマス」で涙した貴方なら。きっとこの作品も気に入ってくれると思います。


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3 コメント

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こんばんは (てるみ)
2004-09-27 22:23:49
TB有難うございましたm(__)m

私もこの作品は何回か観てます。大好きです。

あんな風に自分の最後を創れるかなぁ?って

考えちゃいました・・。

あっ、「八月のクリスマス」これ、私(-_-)zzzです。

もう一回観てみようかなぁ・・。
返信する
コンバンワ♪ (hirarin)
2004-09-28 02:03:45
トラバ有難うございました(^^

マイライフまだ見たことないんですよ。。。でも面白そうですので今度機会があったらチェックしてみます♪
返信する
Unknown (ゲーリー)
2004-10-24 07:23:55
HPで旅行記を書いていてで「マイライフ」を調べていてこちらに来ました。「マイライフ」にでてくるジェットコースターに乗ったもので。

また来ます。
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