
昨日は久しぶりに定時で上がることが出来たので、仕事帰りにシアター大都会で『フライトプラン』を観てきました。 主演は『羊たちの沈黙』『告発の行方』の「ジョディ・フォスター」。共演に『ナショナル・トレジャー』『リベリオン』『アイランド』の「ショーン・ビーン」、『ニュースの天才』の「ピーター・サースガード」など。 航空機技師である『カイル(ジョディ・フォスター)』は自分の設計した最新型巨大ジェット機に娘『ジュリア(マーリーン・ローストン)』とともに乗り込んでいた。異国ドイツの地で夫が事故死しその遺体をニューヨークに運ぶ為だった。 夫の眠る棺は貨物室に運ばれ、『カイル』は娘とともに搭乗し、離陸後母娘二人は後ろの空いているシートで仮眠をとった。 数時間後目覚めた『カイル』は『ジュリア』がいないことに気付く。機内を探す『カイル』に恐るべき真実が告げられる。娘は父親とともに事故死しジョット機には彼女一人が搭乗したのだというが・・・ 緊張感を意識させるつくりのサスペンス・スリラーです。 冒頭から主人公『カイル』の不安定な精神を描いて、観客に緊張感を持たせる出だしになっていました。娘が行方知れずになり機長の協力のもとクルーと共に機内を探し回り、やがて搭乗記録などから娘は実は死んでいると告げられ、自分は精神に失調をきたしているのではないかと、『カイル』自身が自分に疑問を持つに至るまではその緊張感もうまく維持されていたと思います。 残念だったのは、まず圧迫感を余儀なくうけるはずの航空機内という密室という環境を画面にうまく再現できていなかったということです。最新巨大ジェット機という設定の為、機内がやたら広く、一見しても航空機内であると感じられないことが原因と思われます。ゴージャスであることが必ずしも正とはいえないのでしょう。 チラシなどでは自分の設計した航空機であり、その知識を利用したアクションを押し出して宣伝していましたが、アクションシーンはほとんどありませんでした。専門知識もあまり生かされていなかった気がします。 展開としてはスリラーという事で後半に謎解きが配置されますが、あまりに唐突に謎解きが始まるので、そこで一気に緊張感が解けてしまいます。その後違う種類の緊張がもたらされますが、前半でかもし出した雰囲気にはかないませんでした。 配役としては悪役を演じることの多い「ショーン・ビーン」を機長役に配したことが良かったのではないでしょうか。(観客の謎解きのヒントになっているのかどうか・・・映画好きほど引っかかるかも。) キャラクター上疲れた設定になっているのでしょうが、「ジョディ・フォスター」も年をとってしまいましたね。 評価 星 みっつ 公式サイトはコチラから ・フライトプラン@映画生活 このエントリを気に入ってくれた方はポチッとヨロシク ![]() Amazonで買う Amazonインスタント・ストア xina-shinのぷちシネマストア
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フライトプラン人気はすごかったですね~
俺は『旅するジーンズ』と『悪魔の棲む家』でした。
最近のショーン・ビーンはなかなか渋いですね!
『スタンドアップ』の彼といい、今回の機長といい^^ 次は知的なジョディを観たいなぁ(笑)
あんな辛い目に遭うなんて、つくづく国際線のパイロットにならなくて良かったと、飛行機どころか自転車の操縦すらおぼつかないくせに思っちゃった者ですが(笑)、TBありがとうございました。
TBありがとうございます^^
ネタバレしてから少し勢い落ちたものの娯楽作品としては中々面白かったですねー。
ジョディーは貫禄の演技でした^^
しかし強い母親役あってましたね。強すぎですw