「DUNE -デューン- 砂の惑星」DVDにて

DVDで『DUNE　砂の惑星』を観ました。（自己所有DVD）


人類は恒星間帝国を構築、大王皇帝、宇宙協会（ギルド）、そして大公家連合の三勢力が牛耳っていた。皇帝は人気の高い公爵『レト・アトレイデス』に砂の惑星『DUNE』の支配を命じた。
恒星間航行に不可欠な香料「メランジ」は『DUNE』でしか産出されなかった。『ハルコンネン』家は皇帝と通じて陰謀を画策、『アトレイデス』家の滅亡を狙っていた。罠の存在を知りながらも『レト』公爵は愛人『ジェシカ』、息子『ポール』とともに『DUNE』へと乗り込むが・・・


観たといってもTV放映長尺版です。劇場版は「デビッド・リンチ」が監督をしていますが、いろいろな諸事情から不本意な形で公開、さらにその作品に手をいれ、50分ほど追加されてTV放映されたバージョンです。あまりの出来に「デビッド・リンチ」がクレジットから名前を外すよう要請、結果監督名は「アラン・スミシー」になっています。
原作は「フランク・ハーバード」。高校生の頃に原作も読みました。その後レンタル・ビデオで見て「デビッド・リンチ」の特異な世界観にはまってしまいました。

ずっとしまってあったんですが、インターネットTV「GyaO」でドラマ版を放映していたので、それを視聴、映画のほうも見たくなって引っ張り出してきた次第。
主演は『ツインピークス』の「カイル・マクラクラン」。公開当時は「スティング」が出演しているということで話題になったようです。
原作は文庫4冊分なんですが、映画化の際脚本を集約しきれず、前知識無しに見るとわけが分からない作品に見えてしまうようです。個人的には原作を知っているので、十分楽しむことが出来ました。ただドラマ版を見た後だと、なるほど詰めきれていないな、と感じました。皇帝の娘の扱いや、主人公の覚醒に至るまでが多少端折られているのが残念です。

評価　星　みっつ

・デューン 砂の惑星＠映画生活



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