xina-shinのぷちレビュー?

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「親切なクムジャさん」読了

2005年12月05日 | books
大石圭 著:『親切なクムジャさん』を読み終えました。

この作品は先月全国公開された韓国映画『親切なクムジャさん』のノベライズになります。ただし、著者の視点の変更によりラストが映画とは異なっています。


13年間、無実の罪で刑務所に入れられた美しき女、クムジャが出所する。服役中、誰に対しても優しい微笑みを絶やさなかったことから、「親切なクムジャさん」と呼ばれていた彼女は、自分を陥れた男に復讐するため、仲間のもとを訪ねて協力を得る。そしてアメリカ人夫妻の元に養子に出されていた一人娘ジェニーとともについに男を探しだすが・・・
裏表紙 あらすじから


各章を登場人物たちに語らせるというスタイルをとっているのですが、口語口調を取っているので多少読みにくかったのは否めません。
また映画のクライマックスである復讐シーンをある程度端折っているため、クライマックスの盛り上がりに欠けた仕上がりになっている気がします。(映画にとってのバックボーンを多少補うにはよいのですが。)



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2 コメント

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迷っています ()
2005-12-06 15:36:47
映画を見ようかどうか迷っています

映画の視点は彼女なのでしょうか?
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コメントカムサハムニダ (xina-shin)
2005-12-06 23:14:12
>杏さま

コメント感謝です。

映画の視点としては主人公クムジャさんというよりは彼女を俯瞰で見ている監督の視点のような気がします。(共感はないかもしれません。)

復讐三部作の総集編といった意味合いもあるかもしれませんね。
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