
ファボーレ東宝で行われたKNB招待試写会『姑獲鳥の夏(うぶめのなつ)』に行ってきました。
試写会ということで司会はKNBラジオ『相本商店』のパーソナリティ「小林淳子」さんが登場、辞書で調べられた「うぶめ」の意味などを説明されてました。本編上映前にはリメイク日本版『8月のクリスマス』と『NANA』の予告編。『8月のクリスマス』の予告編は新しいバージョンのもので韓国版を見た方であればある程度予想のつく予告編です。ある程度忠実にリメイクしているようです。ちょっと期待感が出てきましたね。撮影シーンにちょっとだけ立ち会ったり、知人がエキストラ出演しているので公開されれば間違いなく見に行くつもりです。『NANA』の予告編も初めて見る物で原作を読んだことの無いものにも興味の湧く仕上がりになっておりました。
「人は20箇月もの間妊娠していられるものだろうか。」小説家の『関口巽(永瀬正敏)』はそう『中禅寺秋彦(堤真一)』通称『京極堂』に切り出した。
「この世には不思議なことなど何もないのだよ。」『京極堂』は諭すようにそう答え、探偵である『榎木津礼二郎(阿部寛)』に協力を求めるよう助言する。
薔薇十字探偵社で『榎木津』を待つ『関口』の前に美しい女性『久遠寺涼子』が現れ、『関口』の心は惑い始める・・・
原作は既読でしたので、オチは知っておりました。作品を見る目線もそのスタンスからのレビューとなります。ご了承ください。
京極堂の世界をどう再現するのか、あのオチをどう映像化するのか、ある意味不純な見方をしてきました。
予想通りというか予想以上でした。当たりたくない意味で・・・
独特な世界観を凝ったカメラワークと舞台的な演出で、再現しようとしていましたが、怪奇的な面に比重が傾いており、京極堂自身の持つ科学性・現実性を再現するには至っておりませんでした。言葉に重みが置かれる原作を台詞化するとどうしても力が落ちてしまうのは仕方の無いことかもしれません。
オチに関しては上手く映像化していたと思います。『京極堂』を演じた「堤真一」、『関口』を演じた「永瀬正敏」などはそれなりにキャラクターを演じていたと思いますが、『木場修』=「宮迫博之」はイメージが合わないですね。あんな小男ではありません。ヒロインの「原田知世」はまだまだ若いですね。私と同年代とは思えません。一番印象に残ったのは「いしだあゆみ」でした。
全体としては原作と比べると深みが無くなった感じを受けました。もう少しリアリティのある演出のほうが怪奇性が再現できたのではないかと思います。
評価 星 みっつ
原作の感想はコチラ
公式サイトはコチラ
・姑獲鳥の夏@映画生活
P.S.
体調の悪い方、ジェットコースター等に弱い方にはオススメしません。(酔うかと思いました。)
このエントリを気に入ってくれた方はポチッとヨロシク
これまでのレビュー一覧はコチラから
Amazonで買う
姑獲鳥の夏関連
堤真一関連
永瀬正敏関連
原田知世関連
Amazon DVD ランキング
Amazon 今のベストセラー
ブログランキングネット
ご近所さんのブログ





試写会ということで司会はKNBラジオ『相本商店』のパーソナリティ「小林淳子」さんが登場、辞書で調べられた「うぶめ」の意味などを説明されてました。本編上映前にはリメイク日本版『8月のクリスマス』と『NANA』の予告編。『8月のクリスマス』の予告編は新しいバージョンのもので韓国版を見た方であればある程度予想のつく予告編です。ある程度忠実にリメイクしているようです。ちょっと期待感が出てきましたね。撮影シーンにちょっとだけ立ち会ったり、知人がエキストラ出演しているので公開されれば間違いなく見に行くつもりです。『NANA』の予告編も初めて見る物で原作を読んだことの無いものにも興味の湧く仕上がりになっておりました。
「人は20箇月もの間妊娠していられるものだろうか。」小説家の『関口巽(永瀬正敏)』はそう『中禅寺秋彦(堤真一)』通称『京極堂』に切り出した。
「この世には不思議なことなど何もないのだよ。」『京極堂』は諭すようにそう答え、探偵である『榎木津礼二郎(阿部寛)』に協力を求めるよう助言する。
薔薇十字探偵社で『榎木津』を待つ『関口』の前に美しい女性『久遠寺涼子』が現れ、『関口』の心は惑い始める・・・
原作は既読でしたので、オチは知っておりました。作品を見る目線もそのスタンスからのレビューとなります。ご了承ください。
京極堂の世界をどう再現するのか、あのオチをどう映像化するのか、ある意味不純な見方をしてきました。
予想通りというか予想以上でした。当たりたくない意味で・・・
独特な世界観を凝ったカメラワークと舞台的な演出で、再現しようとしていましたが、怪奇的な面に比重が傾いており、京極堂自身の持つ科学性・現実性を再現するには至っておりませんでした。言葉に重みが置かれる原作を台詞化するとどうしても力が落ちてしまうのは仕方の無いことかもしれません。
オチに関しては上手く映像化していたと思います。『京極堂』を演じた「堤真一」、『関口』を演じた「永瀬正敏」などはそれなりにキャラクターを演じていたと思いますが、『木場修』=「宮迫博之」はイメージが合わないですね。あんな小男ではありません。ヒロインの「原田知世」はまだまだ若いですね。私と同年代とは思えません。一番印象に残ったのは「いしだあゆみ」でした。
全体としては原作と比べると深みが無くなった感じを受けました。もう少しリアリティのある演出のほうが怪奇性が再現できたのではないかと思います。
評価 星 みっつ
原作の感想はコチラ
公式サイトはコチラ
・姑獲鳥の夏@映画生活
P.S.
体調の悪い方、ジェットコースター等に弱い方にはオススメしません。(酔うかと思いました。)
このエントリを気に入ってくれた方はポチッとヨロシク
これまでのレビュー一覧はコチラから
Amazonで買う
![]() | 姑獲鳥の夏 京極堂BOX (完全限定生産)ジェネオン エンタテインメントこのアイテムの詳細を見る |
![]() | 姑獲鳥の夏PerfectBook宝島社このアイテムの詳細を見る |
![]() | 映画「姑獲鳥の夏」OFFICIAL BOOK講談社このアイテムの詳細を見る |
![]() | オリジナル・サウンドトラック「姑獲鳥の夏」池辺晋一郎, サントラジェネオン エンタテインメントこのアイテムの詳細を見る |
姑獲鳥の夏関連
堤真一関連
永瀬正敏関連
原田知世関連
Amazon DVD ランキング
Amazon 今のベストセラー


初めまして。
この映画を観て、やっぱり小説の映画化って難しいんですねー、、と心底思いました。
どうしても薀蓄を削るだろうから仕方ないのかもしれないですね^_^;
上映前にあった「NANA」の予告編、とってもよかったです。
私もこの作品は是非みてみたいです。
残念ながら原作を読んでいないので、
幼稚なレビューになっております(汗)。
これからも覗かせていただきます。
いしだあゆみは、そこにいるだけで何か怖いです。
TBさせて頂きました。
私もいしだあゆみは印象深かったです。でもそれ以上にすまけいがいい味出していてよかったです。
やっぱり原作のファンだとどうしても厳しくなりますよね~。
映画は京極堂の説明が長くて、ダレました~(笑)
いしだあゆみは何にもしなくてもコワかった・・
TBしていただき、ありがとうございます。
皆さんが語られているように、やはり原作に思い入れがあると、映像化された時ショックを受けるモノなんでしょうか?
配役も、自分が思った通りにはいきませんし…ま、当たり前なのですが。
宮迫さん。どちらかといえば、好きな役者さんなんですが、「木場修じゃないだろう!」というツッコミを隠せません。やはり、も少しタッパが欲しいです。
あと、”姑獲鳥”の描かれ方に愕然としてしまいました。
あんまりです(号泣)。
とりとめなく語ってしまいました。すみません。
ありがとうございました。
私は榎木津がもっとエキセントリックな感じに描いて欲しかったなあ・・・。
いしだあゆみは怖すぎました。
子供だったら泣きますよ
あとは、結構良かったと思います。
あとエンドロ―ル後の京極堂には笑ってしまいましたが。
みなさんおっしゃるように、私もショックでした、宮迫の木場修。
でも思ってたよりはまだ、見れたかな~とか思ったり。
次回に続くのか・・・心配というか不安?!
ども、遅くなりましたがありがとうございました☆