イチロー262本安打＆メカニズム

またイチローがヒットを打って、262本まで記録を伸ばしました。スゴイッス。

ＴＶでなっちゃんがコメントした中で、少し気になったことがあるので書いてみます。
「ＩＣＨＩＲＯの走りながら打つのを真似して・・・」
・・・走ってません！

一連の流れでそう見えちゃうのでしょうが、ＩＣＨＩＲＯは打ったあとに走ってます。
振り子打法はメジャーに行って進化していますが、今のＩＣＨＩＲＯの打つ前のスタンス、足の幅は他の選手に比べ極端に狭いと思われます。せいぜい肩幅でしょう。スポーツナビ写真１
そこから始動して右足を前に踏み出す事によって前へ体重移動をしています。（ボンズとかゴジラ松井とはここが異なります。彼らはほとんど踏み出さず腰の回転で打っています。ですから打ったあとは逆に後の足に体重がかかっていたりします。）そして右足を着地、体重移動を止め腰を壁にしてバットを振り出してボールにヒットさせます。このインパクトの瞬間まで必ず両足は地面に付いています。スポーツナビ写真２
他の選手とＩＣＨＩＲＯが違うのはその後です。インパクトを終えた後、左足が少し前へ動き出します。そして身体はフォロースイングのために捻られ顔は一塁方向に向き、右足を一塁側に踏み出せばもう走る体勢に入れるのです。スポーツナビ写真３
これが一塁までの走塁の速さの秘密です。（センター返しもしくは右方向に打ったときに顕著に判ると思います。三塁側左方向に打った場合は打球方向をコントロールする為、左足を若干長く固定させている場合が多いです。）

特番などでたくさんＩＣＨＩＲＯの打つ瞬間が映し出されると思います。よく観察してみるよいでしょう。

---

ランキング参加中 ご協力いただけると幸いです。
Blog人気ランキング

---

---