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「ゴジラ」第一作目DVDにて

2004年09月17日 | cinema-japan
今夜ハリウッド版「ゴジラ GODZILLA」の放送があるという事で、原点の作品について以前書いたレビューを転載・加筆してみました。

「ゴジラ」DVDにて

あらすじ

太平洋沖では、連続して海難事故が発生していた。調査に赴いた調査船すら音信不通となり、原因はまったく不明であった。
やがてある小さな島で事件がおき、島民は伝説に伝わる「ゴジラ」の仕業だとおののいた。
国から調査団が派遣され、島に残る放射線の異常に頭を悩ましているその時、「ゴジラ」は人々の前に姿を現し、悠然と海へと消えていく。
日本中が驚きと恐怖に包まれた中、「ゴジラ」は、再度出現、東京へと上陸する。

感想

この作品の公開は1954年です。が、ほぼ半世紀を経た21世紀の現在見てもやはり名作であることに変わりはありません。
ゴジラシリーズとして今も続き、数年前にはハリウッドでも製作公開されましたが、それらの一連の作品群の中でも、第一作はやはり抜きん出ていると思います。
作品のコンセプトははっきりしています。反戦であり、反核です。
水爆実験により、太古の昔から現代に復活したゴジラは正に恐怖の破壊王として描かれています。
昨今のゴジラシリーズと違い、計算され尽くした特撮は、我々見ている観客を恐怖に導きます。
半世紀前の他の特撮映画は、世紀を経た現代に比べればあまりにも技術が違いすぎ、CG等に見慣れた目には、正直玩具にしか見えませんが、この一作目は、モノクロであることすら、怖さにつながっていると思います。
以前何かの雑誌で読んだのですが、逃げ惑う人々を移すカメラの目線が今のゴジラシリーズとは異なっていて、人の高さの目線になっているのだそうです。(今の邦画にはそういった計算ができる特撮技術者がいなくなったのかもしれません。)
技術云々の問題ではなく、観客の立場に立った映像が作れるかどうかの違いでしょう。
古い作品だからと敬遠せず、一度鑑賞される事をオススメします。古くても良い物はやっぱり良いのです。
余談ですが菅井きんさんがあるシーンに出演されています。
菅井さんといえば私にはおばあさんのイメージしかなかったために、初めてこの作品を観た時には全く気づきませんでした。
どの方が菅井さんか探してみるのも一興かと。

評価 文句なし星 いつつ

ゴジラ(1954)@映画生活


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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (syma315)
2004-09-18 06:53:26
ゴジラは僕も一作目が好きですね。

途中から子供向けの映画になってしまったけど、最初は大人でも楽しめる本格的なSF映画として作られていたようです。

ゴジラの原作者の方は科学者であり、なおかつ自民党の議員でもあったようです。

出来上がった映画を見て泣いたそうですよ。
返信する
お礼忘れました (syma315)
2004-09-18 06:55:04
トラックバックありがとうございました。
返信する
ゴジラ (kamakura)
2004-09-18 08:05:01
トラバありがとうございました。

第一作目は本当にすごい映画だと思います。

今観ても当時の人が驚いたであろう迫力が、伝わってくるような気がします。

ハリウッドで、「モスラ」や「ガメラ」なんかもいつかリメイクされる日が来るかもしれませんねw。
返信する
GODZILLA (kossy)
2004-09-18 08:22:10
昨夜TV観ました。

前にも見たのですが、あらためてイグアナの化け物みたいなゴジラ観についていけなくなりました。

ぁぁ、見たい。

シリーズ全てを!

てなことで『ファイナル・ウォーズ』前売券の特典にトランプがついていて感激。

公開までにBSなどで何本か放映されそうなのでチェックですね!
返信する
ゴジラを見て 逃げまくる人々! (金さる)
2004-09-24 23:53:46
はじめまして! 金さるです。

トラックバック、ありがとうございました。



そうですか、逃げる人の視線。

人の目の高さだったんですね。

知っててみると、より楽しめますね。



目線の記事、意外でためになりました♪
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