『花千骨』第53~最終58話まで見ました。
南弦月救出のため、長留山へと潜入する千骨と東方卿ですが、結局小月を救うことができず、東方もまた「世尊」摩厳の攻撃から千骨を庇って死亡。千骨自身は「尊上」白子画が長留山の奥地の「雲宮」へと連れ去り、幽閉。失意の日々を送る千骨ですが、勝手に弟子にされてた幽若と接触し、少しずつ彼女に心を開いていき……と思いきや、千骨を解放しにやって来た糖宝を目の前で霓漫天に殺害され、精神的ショックにより「洪荒の力」の封印が解除され、「妖神」となってしまいます。
「妖神」と化した千骨さん……
要するに闇落ちしたわけですが、闇落ちと言いつつ衣装とメイクしか変わらなかった紫薫上仙とは違い、人格もダークサイドに落ち込んでしまいます。「神尊」として七殺派の新たな聖君となった千骨は、世尊と漫天を拉致。そこへ世尊の解放と引き替えに、尊上が千骨の下僕になると申し出てきます。「洪荒の力」を再度封印して千骨の善性を取り戻させようというつもりですが、その取り引きを受け入れた千骨が、「じゃあこの上着を脱がせて」と、かつての師を世話係扱いしたりと、何だかSMプレイみたいな雰囲気に(0゜・∀・)(当局の検閲で削除された部分にSMを思わせるシーンもあった模様です。)
しかし死んだと思われた小月が、実は尊上の処置により生きていたこと、そして長留山での千骨への処罰の後に自ら64本の消魂釘を受けたことを知り、動揺が隠せない千骨。次第に師への態度がツンからデレへと変化していきます。変わるのがはえーよ(´・ω・`)
で、白子画の腕に絶情水の傷跡を発見し、彼も千骨を愛していたことが露見しますが、白子画は「こんな傷跡が何だと言うのだ!お前を愛していようがいまいが、一緒になることはできないのだ!」と、険しい表情をして脂汗を流しながら傷跡の上に新たな傷を創り、千骨への愛を否定。これ、やっぱり何かのプレイなんじゃ……
結局長留山へと戻った尊上ですが、兄弟子の世尊が正派諸派を率いて千骨率いる七殺派への総攻撃を仕掛けたと知り、戦いを留めようとしますが、千骨は尊上に最後の戦いを挑みます。しかし彼女はその時既に師の手にかかって死ぬ道を選んでいたのでした……
【総括】
で、中国で本放送時に物議を醸したラストシーンについては省略。一言感想を述べるとしたら、上に書いた場面で幕を引いときゃ良かったんやとしか…… ともかく、当局の検閲だとか于正メソッドだとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ という気分です。
原作ファンの感想はともかくとして、単体のドラマとした見た場合、設定にガバガバな部分が目に付きつつも、割といい調子で話が展開していたのですが、ラストシーンで思い切りミソを付けてしまった感がありますね。このドラマの鍵となる(と思う)生死劫については、終盤で唐突に竹染が世尊の生死劫であることが明らかにされますが、やっぱり気の迷いとか思い込みの類にしか見えませんよね?
南弦月救出のため、長留山へと潜入する千骨と東方卿ですが、結局小月を救うことができず、東方もまた「世尊」摩厳の攻撃から千骨を庇って死亡。千骨自身は「尊上」白子画が長留山の奥地の「雲宮」へと連れ去り、幽閉。失意の日々を送る千骨ですが、勝手に弟子にされてた幽若と接触し、少しずつ彼女に心を開いていき……と思いきや、千骨を解放しにやって来た糖宝を目の前で霓漫天に殺害され、精神的ショックにより「洪荒の力」の封印が解除され、「妖神」となってしまいます。
「妖神」と化した千骨さん……
要するに闇落ちしたわけですが、闇落ちと言いつつ衣装とメイクしか変わらなかった紫薫上仙とは違い、人格もダークサイドに落ち込んでしまいます。「神尊」として七殺派の新たな聖君となった千骨は、世尊と漫天を拉致。そこへ世尊の解放と引き替えに、尊上が千骨の下僕になると申し出てきます。「洪荒の力」を再度封印して千骨の善性を取り戻させようというつもりですが、その取り引きを受け入れた千骨が、「じゃあこの上着を脱がせて」と、かつての師を世話係扱いしたりと、何だかSMプレイみたいな雰囲気に(0゜・∀・)(当局の検閲で削除された部分にSMを思わせるシーンもあった模様です。)
しかし死んだと思われた小月が、実は尊上の処置により生きていたこと、そして長留山での千骨への処罰の後に自ら64本の消魂釘を受けたことを知り、動揺が隠せない千骨。次第に師への態度がツンからデレへと変化していきます。変わるのがはえーよ(´・ω・`)
で、白子画の腕に絶情水の傷跡を発見し、彼も千骨を愛していたことが露見しますが、白子画は「こんな傷跡が何だと言うのだ!お前を愛していようがいまいが、一緒になることはできないのだ!」と、険しい表情をして脂汗を流しながら傷跡の上に新たな傷を創り、千骨への愛を否定。これ、やっぱり何かのプレイなんじゃ……
結局長留山へと戻った尊上ですが、兄弟子の世尊が正派諸派を率いて千骨率いる七殺派への総攻撃を仕掛けたと知り、戦いを留めようとしますが、千骨は尊上に最後の戦いを挑みます。しかし彼女はその時既に師の手にかかって死ぬ道を選んでいたのでした……
【総括】
で、中国で本放送時に物議を醸したラストシーンについては省略。一言感想を述べるとしたら、上に書いた場面で幕を引いときゃ良かったんやとしか…… ともかく、当局の検閲だとか于正メソッドだとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ という気分です。
原作ファンの感想はともかくとして、単体のドラマとした見た場合、設定にガバガバな部分が目に付きつつも、割といい調子で話が展開していたのですが、ラストシーンで思い切りミソを付けてしまった感がありますね。このドラマの鍵となる(と思う)生死劫については、終盤で唐突に竹染が世尊の生死劫であることが明らかにされますが、やっぱり気の迷いとか思い込みの類にしか見えませんよね?
主人公がいわゆる「闇落ち」をしたり、正邪の位置づけが逆転したり曖昧になったりするのは、この手の作品では割とよくあるパターンだと思います。考えてみれば、東方、殺姐姐だけでなく、軽水や糖宝とか、ヒロインの親しい人たちはあらかた不幸なことになってますね…
東方や殺姐姐は好きだったんで、巻き添え食った彼らが気の毒すぎ。
「花千骨」で検索してたどり着きました。
日本放映、今日で最終回でした、ドラマとしてはそれなりに楽しめたと思います。
どちらかというと、きれいなお人形さんが動いているという感じで、布袋劇、それも「東離剣遊記」あたりに近い感覚かな、と。
終盤に差し掛かり、「正とは、悪とは」という境界線があいまいになっている、というか、完全に逆転していますね、このドラマでは。
悪のはずの七殺派の人たちのほうが純粋で、
具体的に悪の部分が描かれていないせいもあるでしょうが、正しい仙人たちのほうが俗臭ぷんぷんw
どうみても白子画はロリコンのおっさんにしか見えず、最後まで千骨が不憫でした。
このドラマは設定や展開上で説明不足の部分が目立ちますね。言語の壁とかいう以前の問題を抱えているように思います。
ただ、今までの例だと、クオリティ的にはアレな作品でも割と日本版が出たりしているので、このドラマも日本版を期待してもいいかもしれません。
白豆腐のファンですが、このドラマではもっと、素敵にと思うシーンが多い気がします。(声も)
そのガバガバな原作者にドラマ版の脚本も任せてしまったという時点で(察し)だったのかもしれません。中国ドラマだと原作者が脚本を担当というのは当たり作品が多かったんですけどね…
っていうか、ドラマ化って聞いたときに「無理!」って思ったことも思い出しちゃいました。ドラマ化自体が無茶振りだったとしか言いようがありません。
白子画、やっぱりツンデレスケベオヤジにしか見えない…