博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『ROME』その2

2012年01月03日 | その他映像作品
『ROME』第6~11話まで見ました。

プッロとオクタヴィウスが妻の浮気相手を人知れず抹殺したことで家庭の平穏を取り戻したヴォレヌスですが、アントニウスに従って再び出征することに。今回の目的はギリシアに駐屯するカエサルの救援ですが、ここでヴォレヌスとプッロの乗った船が出航するやいなや暴風雨に巻き込まれて難破し、無人島に漂着したりしてます。今まで散々見てきた武侠物でもお馴染みの展開ですが、海に出ると取り敢えず難破して無人島に漂流するというのは、洋の東西を問わず歴史物のデフォルトな展開なんでしょうか(^^;)

で、逃亡したポンペイウスを追ってエジプトに到着するカエサルですが、ここでクレオパトラが登場。このドラマのクレオパトラは期待に違わずエロエロです。しかも無人島から生還したプッロに種付けをさせ、首尾良く妊娠して子供を産むとそれをカエサルの子と偽ったり、色々と陰謀を画策。このドラマのクレオパトラは後々あんまり同情できなさそうですw

その後、ローマに帰還したカエサルはガリア遠征の凱旋式を挙行し、終身独裁官に就任。ついでに退役したヴォレヌスをアヴェンティヌス地区の政務官にスカウト。軍人から政治家に首尾良く転進を遂げたヴォレヌスですが、相棒のプッロは同じく退役後、痴情のもつれからヴォレヌスの奴隷を殺害したことでケチがつきはじめ、アヴェンティヌスの地元のボスに雇われて殺しの仕事に従事→うっかり殺しの現場を老婆に見られて殺人犯として逮捕→裁判の結果、闘技場で剣闘士と戦うことに(事実上の死刑)と、一気に転落人生へ……

一方、ポンペイウス派として一度はカエサルに刃向かったブルートゥスですが、以前からの交遊によりカエサルによって赦免されることに。しかしすっかりヤンデレ化した母のセルウィリアはポンペイウスの息子を匿ったり、反カエサル派の勢力を糾合したりして着々とカエサル暗殺の布石を打っていきます。そして本人も知らない間に反カエサル派の頭目に祭り上げられていることを知り、驚愕するブルートゥス。当初は必死にカエサル暗殺の動きを阻止しようとするものの、当のカエサルからも反対派として疑われていることを知り、段々精神的に追い詰められていくのでありました……

ということで、次回は「ブルータス、お前もか!」な展開になるはず。あと、詳細は省きますが(省かざるを得ないほど酷い展開があったと察して下さい)、オクタヴィアが相変わらず不憫すぎる(´;ω;`)

コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

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Unknown (みらん)
2012-01-07 19:36:47
新年快楽☆
あらら、私も昨秋にDVD捕獲してます(笑)
ローマに英語!?なので吹き替えで見てます。
北京故宮博物院展は東博オンリーだそうで、失礼しました。
蒼穹の昴ワールドやチベット系は楽しめましたが、清明上河図は200分待ちで不戦敗なので、
明朝の日曜美術館は必見です。
本年もこちらのブログを楽しみにしてます。
返信する
Unknown (さとうしん)
2012-01-07 22:55:02
>みらんさま
清明上河図、200分待ちですか…… 今までの中国関係の展示でそこまで行列ができたことはないと思うのですが。失礼ながら、そこまで一般の方にとっても有名な絵画であるとは思いませんでした(^^;)

で、明日の日曜美術館で清明上河図が取り上げられるんですか!情報ありがとうございます!
返信する
Unknown (みらん)
2012-01-09 12:58:47
番組情報、お役に立てたのなら幸いです。

日曜美術館見て、やっぱり見たいぞ~と本日敗者復活戦、
開館前から並んで、130分で清明上河図に到着!
鑑賞時間僅か3分でしたが、予想以上に小さく細かくて
でもワクワクするほど楽しい絵で並んだ甲斐ありました。
見終わって門を後にした時、入館&絵待ちは270分と
なっておりました(爆)
この人気ガチです。
(スレチで対不起)
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Unknown (さとうしん)
2012-01-09 20:39:05
>みらんさま
日曜美術館でも「清明上河図は意外と小さくて線が細い!」という点が強調されてましたね。考えてみれば手に取って見るのが前提の絵巻物なんで、そんなに大きいはずがないんですけど(^^;)
返信する

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