ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

テスト方法の考え方4 結合テスト: Excelの仕様書と自動生成プログラムが必要な理由

2005-07-05 22:47:45 | 開発ネタ

 「上司の頭の中にあるテスト方法の考え方」シリーズ?の4回目、結合テストについてです。
 結合テストの方法について、やはりIPAのCAIT(中央情報教育研究所)が出した、テキスト、
ただし今回は第一種共通テキスト(15)応用システム開発技法から。
483ページから485ページまでをまとめます。




方法
(1)結合テスト仕様書を作成する
  ・結合順序:トップダウンでおこなうか、ボトムアップで行うか、
   その中間でおこなうか(サンドイッチという)をきめる
  ・テストケースを考える
  ・テストケースを実現するデータを考える
  ・テスト結果について考える
  ・どこでテスト完とするかきめる

(2)結合テストを実現する環境を整え、テストデータを作成する
  ・テストツールを作成、入手し、動くようにする
  ・テストデータを作る
  ・テスト環境を整える(DB、Web環境などなど)

(3)テストを行う
  ・テストする
  ・エビデンスをあつめ、結果をかく
    →バグがあったらバグ表をかく
  ・マネージャーがてきとーに終わりをきめる
   →とは、テキストには書いてないが、ふつうそうだ




 で、問題は、結合順序。

 DBアクセス部分など、一番最底辺(資源より)の部分は、共通化されていて、その部分の開発は、たいてい共通ないし方式のチームがやることになる。ということは、ボトムアップだと、そのチームの開発がおわっていないといけない。
 サンドイッチ、トップダウンだとしても、スタブがないと、リンクできず、実行できない。

 でも、DBって、結構仕様(項目やテーブル)が動く。そこで、この部分は、自動化して、できるだけプログラムがすぐにできるように、それができない場合は、スタブがすぐにできるようにする。
 じゃないと、リンクできなくなって、テストがとまってしまう。

 そこで、この最底辺部分の自動生成というのは、よくやると思う。

 で、この部分を簡単に自動生成させるには、ExcelファイルでVBAで動かすと、かんたんなのよね
 なんで、仕様書、Excelファイルにしましょう。。。となりやすい。

 まあ、これだけの理由じゃないんだけどね。仕様書を、Excelファイルにする理由は。。

 ただ、現実問題、DBアクセス部分など、資源にアクセスする部分を手作業で作っていると、結合テスト段階で、間に合わなくなってくる。っていうのは、オブジェクト指向の場合、バグが出やすいのは、情報隠蔽とコミュニケーション不足(誤解)による意識の違いなので、結合でバグがでやすく、仕様変更もこの段階で多い。

 そうすると、DBは、結合段階でばんばん動いてくる。がんがん作っていかないとまにあわなくなる。
 そのわりに、テーブル数は結合段階では、50なり100なり、すごい数になっていて、かんりたいへん。。。

 なんで、自動化してないと、たいへんなんだな!




 でも現場で、こういう理解をしてくれる人は少なく、意識あわせの問題までも、「単体テストレベルのテストができてない」と、単体レベル、担当者レベルの責任にしてしまう。
 したがって、どのように意識あわせをしたらいいかという、問題の本質は改善されず、だれかをスケープゴートにして、結局、意識あわせの部分は改善されない。っていうのが、現状かな。。。


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おたく検定試験?うーん、じゃあ、そのうち、未踏オタクとかできるのかしら?

2005-07-05 14:38:54 | Weblog

「全国統一オタク検定」というのが、行われるらしい。
ここの記事または、アキバblogの記事

 その新聞の記事によると、8月5日発売の「マガジン・エルフィックス」(ビブロス刊)の「Vol・005」号(定価580円)を買うと、試験問題が付録としてついてきて、解答用はがきに答えを書いて送れば、いいらしい(受験したことになるみたい)

 つまり、その本を買うだけで、受験できるということらしい。

 うーん、参考書とかないのかなあ。。。(って、受ける気かい (^^;)

 学校とかも、あると、よさそうだけど。。。
 その企画をしているのは、「学校同人 春風予備校」だそうだけど、いま、そのサイトをみても、その関連の授業?は、まだなさそうだった。




でも、その目的が「21世紀を担うオタクエリートの育成とオタク文化の発展」だそうな。。。なんとなく、「エリートの育成」なんていう響きが、IPAの未踏っぽくない??

 そのうち、「未踏おたく」とかでてきて、
・メイドさん風仮名漢字変換の開発
・めがねっ子型ロボットの開発
「伺か」を利用した対話型GUIの開発
とかいうプロジェクトが出てきたりして。。。

さ、ばかいってないで、しごとしよう。

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取引先が悪いことしているかどうかなんて、チェックしきれないよね!

2005-07-05 11:54:29 | Weblog

 Vocal Cancelというソフトにトロイの木馬が仕込まれているというニュースが最近でてましたよね
 だけど、このニュース、それが話題なんじゃなくって、この作者が、SoftEtherの開発に携わっていたようだということで、問題になっているようだ。くわしくは、ここ
 でも、SoftEther自体には、問題なさそう。。くわしくは、こことかここ




 でも、現実問題、取引先が悪いことしそうな人かどうかなんて、わかんないよね。

 つぶれそうな会社かどうかなら、ある程度与信をかけて、ある程度までなら、わからないことはないけど、ウィルスをつくりそうな人かどうかなんて。。。

 っていうか、そもそも、大きい開発になると、まごうけ、ひまごうけとかになってくるわけでして、そうすると、その開発してる人の名前はわかっても、どんな人までかはねえ。。。




 さらに、予期しない、「想定の範囲外」っていうこともあるし。

 たとえば、(これは、ソフト開発とはちがうけど)、あるアーチストが出たCMの広告主の会社の、元社長が覚せい剤の所持で事件をおこすとか、予期できないもんねえ(だれとは、あえていわんが。。。)

 エイベックスの株主総会で、「取引先の反社会的行為にたいして、どのように監視しているか?」っていう質問があったけど、現実問題、そんなの監視しきれないよねえ。。。


 うーん、今後も、この手の問題、(取引先は悪い人問題)起こりそうだ 


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