昔、このブログで
SEという存在が業界から省略される(この状況に関しては、稚北大学の宣伝の例をあげて、別のブログで、「じっくりと!!!」話をさせていただきます!!)
と書いておきながら、この説明をしていなかったので、今日、その話をするとともに、佐賀大が、稚北と一見逆に見えるとりくみをしてるので、その紹介。
稚内北星学園大学・東京サテライト校の「システム開発演習」の宣伝?なのかなあ?
という記事があります。詳しくは、ここ
で、この記事では、
「ITエンジニアの2層構造」が、実はさまざまな問題をはらんでいる。
といっている。
2層とは、プロジェクトマネージャーと、プログラマの2層をさしている。
つまり、SEという存在がなくなっているんだね。
で、この講座では、今までSEがやってたような、要件からプログラムへの落とし込みの演習をやってるみたい。
つーことで、稚北さんは、プロジェクトマネージャーやプログラマーがSEの仕事を引き受けていく=SEはなくなるってこと?と考えているみたい。
で、次。。。
情報処理(おおきいほう、論文誌じゃ「ない」ほう)の2005年7月号、844ページ(情報処理を読んでない人へ。ぺーじ番号は1年間とおして振られるので、こんなに大きな数字になっている。7月号が、電話帳並みに分厚いわけではない)からの「佐賀のIT戦略は教育から」の記事をみると、佐賀大は、「スーパーSEセミナー」をやっています。
で、このカリキュラム(845ページ)をみると、SEの知識に加え、(2番目のしかくのソフトウエア設計技術)、プログラマの知識と、マネージメントの知識を教えてますよね。
つまり、佐賀大の方向は、SEが、プログラマとマネージャーの内容をやるというかんじ=SEはなくならない?と考えてるみたい。
おお、北と南で意見が分かれたぞ!SEは、なくなるのか、なくならないのか!
うーんと、きっと、静岡とか愛知あたりで、きりかわるんですよ!
って、電気の周波数じゃないんだから(^^;)
でも、実は、2つとも、旧来のSE業務のカリキュラムが、まったくなさそうに見えるので、どちらの学校も、昔のSE業務は、完全に抹殺していると考えていいのかもしれない。そういう意味では、差がないといえると思う。
で、本当に抹殺していいんかい
っていうより、その旧来のSE業務の内容はなに?っていうことだよね。
前のブログでも、「稚北の話をする!」と2箇所に書いていて、
1箇所目は、
「なぜ、業務の標準化や、新規ビジネスを創出できないように、業界が進んでいるといえるのか?」と、思われるであろう。
これを説明するのに、稚北大学の宣伝文を引用しようとおもった。
と書いていて、2箇所目(さっきのところ)は、
90年代前半で、システムをビジネスパターンに分けることによって、枯れたプログラムをつなぎ合わせる手法が、SEという存在が業界から省略される(この状況に関しては、稚北大学の宣伝の例をあげて、別のブログで、「じっくりと!!!」話をさせていただきます!!)ことによって、なくなってきた
と書いている。今日のブログは、その答えになっていない。
実は、コンピューターに限らず、システムを作り上げるときは、2つの方法があるんだけど、そのうち、稚北大、佐賀大のどちらの手法も、1通りの方法しか教えていない(というか、いまの業界トレンドはそっちの方向)。で、昔教わったSE教育というのは、2とおりのどちらでもできるように教わる。
つまり、もう一方のほうのやり方は、どちらの大学でも、教えないというか、業界的に抹殺されようとしているんだろう。で、その一方のやり方を教えないということが、前のブログの答えになる仕組みになっている。
そんな話、覚えていたら、書きますね。
(また、わすれちゃうかも。。。期待しないでね!)