ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

オブジェクト指向で開発の最初から最後までの手順例-その49:ビュー作成手順

2008-03-18 20:51:48 | Weblog

 シリーズオブジェクト指向で開発の最初から最後までの手順例です。

 前回から、ここに示した手順のうち「(5-4)ビュー」をやっています。画面の割り方を、
  ・オブジェクトによるもの
  ・プロセスによるもの
 に分けました。今回は、どちらにしろ、それらをつくっていく手順です。




■最近の手順

最近は、

(1)とりあえず、各画面について、HTMLファイルでつくってしまう
(2)とりあえず、そいつらを画面遷移させる
(3)(1)のハードコピーをがんがんとって
(4)仕様書にまとめる

というように、HTMLで作っちゃうっていうのが、いいみたいです。
理由は
・HTMLなら、ホームページビルダーやMicrosoft FrontPageのような
 すぐに作れるツールがある。

・HTMLなら、後工程にももっていける
 →JSPにするには、とりあえず拡張子を.html(.htm)から.jspに変えれば、
  いちおう動く。あとは、1つ1つ直していけばいい

・HTMLファイルであれば、お客さんも見れる。
 場合によっては、お客さんが直してくれる
 →これが、いいのかわるいのかは・・・
  (簡単に直せるとおもわれたり、こったものにされる危険アリ)

では、そんなかんじで、詳細説明



■(1)とりあえず、各画面について、HTMLファイルでつくってしまう
 各画面をつくります。

 プロセスごとの場合は、1プロセスをとりだして、そのプロセスの
入力項目をフォームで、出力項目をテキトーに書き出せるようにして
(AJAXで書き出すか、フォームの項目に書くか、結果は次画面に出すか
の違いアリ)、「実行」「キャンセル」ボタンをつけます。

 オブジェクトごとの場合は、1対多の場合

(1)検索・一覧画面
(2)詳細(編集)画面

が必要です(1対1の場合は、(1)がいりません。場合によっては、(1)または(2)どちらかいらないこともあります)。

(1)の検索項目は、検索条件が入れられるようにして
(入力の仕方はいろいろ、コンボボックスで、項目を選んで、値を入れたり、
 フォームにすでに項目が書いてあったり)
実行すると、一覧表示されるようにします。
この一覧は、レコードが分かる程度の内容を表示します。
検索画面と一覧画面は、分けても分けなくてもOKです(個人差があります)

そしてクリックされたら、(2)の詳細画面にいきます。
ここで編集できるようにする場合もあります。
(詳細画面と編集画面を分ける場合もあります)。

詳細画面・編集画面の項目は
 ・オブジェクトの属性すべて
 ・実行するメソッドで必要な引数
です。
 で、メソッドの分、ボタンを作ります。
 なお、一覧には、次・前とか、編集は一覧に戻るボタンとかも必要になります。




■(2)とりあえず、そいつらを画面遷移させる
 で、画面遷移させます。

 プロセスの場合、操作一覧画面をつくり、そこにプロセスのボタンをならべて、
そのボタンがクリックされたら実行というふうにします。

 オブジェクトの場合、親子関係で、親の画面から、子の画面にいけるようにしますが、
 その際、

  親の親 > 親 > 子

 のように、画面上に表示しておき、その表示をクリックすると、すぐに親や、親の親にいけるようにします。
 そして、一番上位のもの(とはかぎらないけど)は、タブでいけるようにします。

 てなことを方針にして、画面遷移させます。
 なお、ボタンのところで、次画面に遷移するようにFormやボタンクリック時のfunctionを書いておくと、ユーザーにも画面遷移が分かってよかったりします。




■(3)(1)のハードコピーをがんがんとって

 仕様書書くために・・・
 画面全体が取れるフリーソフトとか持ってると、便利だよ!




■(4)仕様書にまとめる
 画面に関しては、業界で、統一した仕様、発注者ビューガイドライン画面編があるけど、まだまだ広まっていないとおもう。

 たいてい、画面の仕様書は

・画面遷移図
・各画面

で構成され、各画面の内容は、

・画面のイメージ
・画面項目
・アクション

が記述される。

画面遷移は、(2)で決めたから、それを図示する。
画面のイメージは、がんばって、(3)で書いた。
画面項目は、(1)でHTMLで作成するときに、項目をだしているので、
その項目に関してです。有効値などもかいておかないと、テストのときに
こまります。

アクションは、ボタンのところで、呼び出す関数やサーブレットなどについて
書きます。




ってなかんじです

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翻訳機を使って、ローカライゼーションする場合の手順をまとめてみる-その5

2008-03-18 13:06:35 | Weblog

シリーズ化してしまった「翻訳機を使って、ローカライゼーションする場合の手順をまとめてみる」のつづき

ローカライズするには、次の3つの手順が必要

(1)国際化対応プログラムになっているか確認
(2)翻訳
(3)翻訳したものを戻し、稼動するか確認

ということで、今(2)の翻訳部分です。

ここは、
(2-1)自動で行う部分
  (2-1-1)翻訳機で翻訳する
  (2-1-2)前バージョン上書き
  (2-1-3)翻訳ワークベンチ用DBにいれる
  (2-1-4)ID+ステータス用を作成
(2-2)手動で行う部分
  (2-2-1)仮訳
  (2-2-2)訳語統一
  (2-2-3)本訳
と細かく分けられ、前回までで、 「(2-2-2)訳語統一」を行いました。

今回は、そこで(2-2-3)本訳についてです・・
が、その前に訳語統一で書き忘れたところに関して




■訳語統一で書き忘れたところ

統一の例外と、文体について、ふれてなかった気もするので・・

・統一の例外
 訳語統一したものの、場合によっては、例外的に訳す場合は、そこの基準を書き出し、訳をする人に周知させます。

・文体
 エラーメッセージ等、「なになにしてください」にするか、「なになにせよ」にするかなど、文体をどのようにするかに関して決めます。また、動詞について、訳語統一すべきものがあれば、ここで挙げておき、統一辞書に追加します。





■本訳の手順

 で、前の段階で、訳語統一辞書ができたので、この段階で、新しく出来た訳語統一辞書を使って、「(2-1)自動で行う部分」を行います。

 ただし、前に仮訳した部分で、統一された用語と同じものは、それを使うようにしてもいいのですが、たぶん、その作業のほうが、めんどっちいです。全部訳しちゃったほうが早いです。

 で、これで、統一辞書で仮訳されているので、あとは、それを修正するというかたちになります。




で、翻訳まで終わって、あとは、「(3)翻訳したものを戻し、稼動するか確認」ってことになります。



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