要求仕様においては、「何を作るか」を定義する。
一方(外部・詳細)設計ではそれをうけて、「どうやって作るか」を考える。
ここで、「何を作るか」がわかっても、それからすぐに、どうやって作るかが決まらない。
これをSDLCの断層っていった。
そんなの・・・今はない。
昔はあったかもしれないけど、今はない。
ウォーターフォールでも、アジャイルにしても、今はない。
なぜか?
今は、何を作るかを示した業務流れ図から、どうやって作るかのフレームワークが対応しているから。
あるプロセスにおいて、そこでどのような入出力(帳票・画面・ファイル・DB)を、どこで利用するかによって、使えるフレームワークが決定し、そのフレームワークをもとに、あとはプログラムをはめ込めばいい。
なので、業務流れ図より、どのようなフレームワークを使ったらいいかの選択の自由はあるし、そこで考えてもいいけど、断層というほどではない。チャンネル切り替え程度の話だ。
で、そのようにウィリアムのいたずらが主張するなら、業務流れ図の入出力から、フレームワークが決定する過程を見せなきゃいけない。
ちょっと長い話になるので、今日はここまで。また今度書くね。
P.Sただし、初期要求分析と要求分析の間には断層がある。もしなけりゃ、こんな金融危機はおこらない。
例:某会社
わが社が儲かるシステムを作ってくれ→そんなシステムあったら、うちの会社で作ってますって(^^;)
P.P.S
この話を応用すると、今期赤字を出しているSIerさんが、CRMで顧客満足を高め、売り上げ向上っていっても、説得力ないよね。まず、かいよりはじめよといわれそう。