まえの
画面定義書が2つのパートにわかれるとすると、画面のテストは・・・
http://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/ecef5a27c6cd9b9dd10f9d6832272aef
に書いたけど、画面は、画面入出力項目と、画面のボタンなどのイベントにわけられる。
で、前回の話の続きなんだけど、画面項目が1つ増えるのと、イベントが1つ増えるのでは、テストにおいては、話が違うっていうことだ。
具体的な例で示そう。
いま、取引先一覧(チェック項目つき)の下に、住所、電話番号、取引先名、〆日などがあり、〆日に関しては、取引先一覧を複数項目チェックし、〆日を翌月30日払いにして、「編集」ボタンをクリックすると、すべての取引先が翌月30日払いに更新されるものとする。
この画面に、「担当者」項目を追加したとする。その場合、「担当者」に関するチェックをすればよい。
その一方、ここに削除ボタンを追加する。そうすると、削除に関する項目である、取引先一覧にチェックが入っている/いないときの処理のテストのほかに、住所、電話番号、取引先名、〆日に値が入っている時でも、入ってる内容がエラーでも、入っていなくても無視されて削除されるかどうかなどをチェックしないといけない。
つまり、ボタンが増えれば増えるほど、入出力項目に絡むテストが増える。
一方、入出力項目は独立であれば、その項目Xイベント数のテストですむ(ここでもイベントが影響)
ということで、ボタン満載の画面を作ってしまうと、テストが大変になる
(使いやすいかどうかは・・・微妙)
って考えると、画面割には、適切な画面割方針(テストでも困らない&操作的にも妥協できる)があるっていうことだと思う。
(このはなし、つづく!)