ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

画面のテストから考えると、画面のボタンは?

2009-07-31 20:12:55 | Weblog

まえの
画面定義書が2つのパートにわかれるとすると、画面のテストは・・・
http://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/ecef5a27c6cd9b9dd10f9d6832272aef


に書いたけど、画面は、画面入出力項目と、画面のボタンなどのイベントにわけられる。

で、前回の話の続きなんだけど、画面項目が1つ増えるのと、イベントが1つ増えるのでは、テストにおいては、話が違うっていうことだ。




具体的な例で示そう。

いま、取引先一覧(チェック項目つき)の下に、住所、電話番号、取引先名、〆日などがあり、〆日に関しては、取引先一覧を複数項目チェックし、〆日を翌月30日払いにして、「編集」ボタンをクリックすると、すべての取引先が翌月30日払いに更新されるものとする。

 この画面に、「担当者」項目を追加したとする。その場合、「担当者」に関するチェックをすればよい。

 その一方、ここに削除ボタンを追加する。そうすると、削除に関する項目である、取引先一覧にチェックが入っている/いないときの処理のテストのほかに、住所、電話番号、取引先名、〆日に値が入っている時でも、入ってる内容がエラーでも、入っていなくても無視されて削除されるかどうかなどをチェックしないといけない。




 つまり、ボタンが増えれば増えるほど、入出力項目に絡むテストが増える。
 一方、入出力項目は独立であれば、その項目Xイベント数のテストですむ(ここでもイベントが影響)

 ということで、ボタン満載の画面を作ってしまうと、テストが大変になる
 (使いやすいかどうかは・・・微妙)

 って考えると、画面割には、適切な画面割方針(テストでも困らない&操作的にも妥協できる)があるっていうことだと思う。

(このはなし、つづく!)


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UML等各種ダイアグラムのエラーチェック体系化(その14:ダイアグラムをRDBに)

2009-07-31 11:00:54 | Weblog

シリーズ「UML等各種ダイアグラムのエラーチェック体系化」です。

 現在「いろんなダイアグラムをRDBにいれよう!」化計画、
 をやっていて、
 前回までで、ダイアグラムの構成要素を、ノード、リレーション(エッジとか、アークというのが普通)、属性、属性値に分けようとしています。
 なお、ここで書いたとおり、いままでのまとめは

こちら
システム開発における「最小単位」とその連結法
http://www.geocities.jp/xmldtp/index_system.htm

(ちと、更新サボってて古い)

 今回は、RDBに入れる場合の原則について書きます。




■RDBにいれる原則のまえに・・・

RDBに入れる原則の前に、ちょっと、構成要素のまとめ

ノードは、複数の属性を持っていて、1つの属性は、(多くは1つだけど、場合によっては複数の)属性値をもつ。

リレーション(エッジ、アークというのが普通)は、
2つのノードを結びつけ、
その結びつけに対して、複数の属性を持っていて、1つの属性は、(多くは1つだけど、場合によっては複数の)属性値をもつ。
(3つ以上結びつく場合は、2つの結びつけにわける=ABCが結びつく場合ABとBCにわける)




■原則

●ノードの種類ごとに1テーブルとする。
 ノードがもつ属性をテーブル項目とし、属性値を、テーブル項目の値とする
 ただし、属性値が複数ある属性に対しては、第一正規形をおこない、その属性で1テーブルとする。
 ノードには、IDをふる。

●リレーション(エッジ、アークというのが普通)も1テーブルとし、
 テーブル中の項目に、始点のノードID,終点のノードIDをもつ
   有向グラフの場合。どちらが始点でも終点でもかまわない無向グラフの場合は、IDの値が小さいほうを始点とする。
 このほか、リレーションがもつ属性をテーブル項目とし、属性値を、テーブル項目の値とする
 ただし、属性値が複数ある属性に対しては、第一正規形をおこない、その属性で1テーブルとする。
 リレーションには、IDをふる。




■結果として・・・

ダイアグラムの凡例に描かれる要素は、1テーブルになり、
その要素の周りに書かれる説明などが、テーブルの構成要素になる。
そのほかに、2つ以上の関係を示すリレーションがある場合には、
  テーブル中に、結びついている要素のIDがはいる。




次回は、例外とかについて


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