シリーズ「標準ソフトウエア工学教科書」を作ってみたいと思います
今回は「2.8 そのほかのモデル」です。
2.8 そのほかのモデル
ソフトウェアプロセスのモデルは、他にもあります。
たとえば、形式仕様のBメソッドのように、変形していって、最終的にプログラムをつくるという方法等です。
「ソフトウェア工学 理論と実践」では、今まで挙がっていたソフトウエアプロセスのモデルのほかに、操作的仕様、変形モデルがあります。
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しかし、実際に現場で使われているモデルは、今まで出てきた典型的なソフトウエアプロセスモデルを、自社用にカスタマイズして使っています(テーラリング)。
したがって、会社ごとに微妙に違ったプロセスモデルを持っています。
さらに、プロジェクトごとにもカスタマイズしてしまうため、いろいろなプロセスモデルが乱立しているのが、現状です。
それでは、各社で共通してプロジェクトを行うようなときに困るので、ソフトウエアプロセスの共通のものさしが必要になってきました。それが共通フレームなのですが、その話は5章ですることとして、2章のお話は、ここまで。次の3章で、具体的な開発のプロセスをフェーズを追って見ていきます。
今回は「2.8 そのほかのモデル」です。
2.8 そのほかのモデル
ソフトウェアプロセスのモデルは、他にもあります。
たとえば、形式仕様のBメソッドのように、変形していって、最終的にプログラムをつくるという方法等です。
「ソフトウェア工学 理論と実践」では、今まで挙がっていたソフトウエアプロセスのモデルのほかに、操作的仕様、変形モデルがあります。
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しかし、実際に現場で使われているモデルは、今まで出てきた典型的なソフトウエアプロセスモデルを、自社用にカスタマイズして使っています(テーラリング)。
したがって、会社ごとに微妙に違ったプロセスモデルを持っています。
さらに、プロジェクトごとにもカスタマイズしてしまうため、いろいろなプロセスモデルが乱立しているのが、現状です。
それでは、各社で共通してプロジェクトを行うようなときに困るので、ソフトウエアプロセスの共通のものさしが必要になってきました。それが共通フレームなのですが、その話は5章ですることとして、2章のお話は、ここまで。次の3章で、具体的な開発のプロセスをフェーズを追って見ていきます。