「防衛省が対サイバー兵器」って、まずくないか？

ここのニュース


防衛省が対サイバー兵器、攻撃を逆探知し無力化
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111231-00000519-yom-soci


攻撃経路を逆探知して、相手を無力化するウィルスを開発したそうだが、
これって、まずくないか？

（１）まず、今、法的にウィルスを作ることは犯罪

コンピューターウイルス作成罪新設　取得・保管にも罰則
http://www.asahi.com/national/update/0617/TKY201106170150.html


と言うことはもちろんなんだけど、



（２）踏み台をＤＤＯＳ攻撃するのでは？

つまり、踏み台を無力化するためには、踏み台にネットワークアクセスして
無力化させるわけだよねえ。つまり、踏み台にネットワークアクセスを必ず
する。

　もし、悪さするグループが、こういう仕掛けがされていることを知っていたら、

　・たとえば、日本の政府機関など、ダウンさせたいところを踏み台にして、

　・そこから、いっせいに攻撃をする（１万サイトぐらい）

　・そうすると、各サイトは、このウィルスを踏み台サイトに向かって、
　　無力化するよう、ネットワークで送ると・・・

　・踏み台サイトは、いっせいに無力化攻撃？を受ける

ので、DDos攻撃でダウンしないかい？




（３）踏み台が、外国政府のものである場合、「無力化」＝事実上の攻撃と
　　うけとられないか？

　っていうか、それは、攻撃だよな・・・
　踏み台は、セキュリティ上問題はあるにしても、故意にやっているわけじゃ
ないので、そこを無力化攻撃するのは、問題あるんじゃあ・・・？


　日本国内でやる分にはまだしも、踏み台とか、途中経路に外国(政府）が
絡んできた場合、問題あるんじゃないか？