ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

Cassandraで cannot parse '何とか' as hex bytes の対処法2

2012-01-20 16:49:32 | そのほか
昨日の話

Cassandraで cannot parse '何とか' as hex bytes の対処法1
http://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/df3e920452d6c088ee94c833ec95c099

のつづき。

Cassandraにデータを入れるには、

1.キースペースを作成する(スキーマに相当するらしい)
2.カラムファミリーを作成する(テーブルに相当するらしい)
3.データをセットする

なので、これをやってみたら、

org.apache.cassandra.db.marshal.MarshalException: cannot parse 'first' as hex bytes

というエラー表示が出る。

これに対する対処法は2つあって、1つは

set Standard2[jsmith][ascii('first')] =ascii('John');

とascii指定すればいいけど、これだと、

get Standard2[jsmith];

としたとき、カラム名が16進で出るのでX

ということだった。


今日は、対処法2




■対処法2:カラムファミリーを作成するときに、指定をいれる。

 前回は、カラムファミリーを作成するときに

create column family Standard2;

 と、何も指定せずに作成した。でも、これ、UTF8指定とか出来る。

 つまり、

create column family Users with comparator=UTF8Type and
default_validation_class=UTF8Type and key_validation_class=UTF8Type;

と指定してから、

set Users[jsmith][first]='John';

とすると、データが入るし、

get Users[jsmith];

とすると、

(column=first, value=John, timestamp=1326938881921000)

と、カラム名も16進にならずに表示される。





■参考サイト


Cassandra-0.8.7 (2) README.txt
http://privnotes.blog.fc2.com/blog-category-7.html



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ペルソナマーケティングの検証として、ライフログを使えば、ビッグデータ大儲け?

2012-01-20 10:29:52 | トピックス
 コンピューター・ネットワーク屋さんは、ビッグデータというと、そのデータを「ごにょごにょして・・」という、データ(テキスト)マイニング的アプローチをすぐに思い浮かべるのではないだろうか?
 日経コンピューター2012年1月19日号(創刊800号なんだって!)も、海外マーケティングとM2Mの文脈でビッグデータを取り上げているが(P16)

 しかし、マーケティングは、データマイニング、テキストマイニング以外に、まったく違った流れが、今おこっている。それが、ペルソナマーケティングだ。

「ペルソナ」マーケティングを知っていますか?
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071029/285663/

(以下太字は、上記サイトより引用)

 記事自体、2007年だし、ペルソナ分析とかは、もう昔の言葉なので、もはやなじみのマーケティングかもしれないけど、要するに、この分析は、

 定量的なデータから、会社にとって重要な顧客セグメントを見つけ出し、
 その中から数人の定性的なデータを、
    インタビューしたり商品の利用状況を観察したりといった方法で取得する。
 定量・定性の両方のデータを組み合わせてペルソナを作り、
 彼(もしくは彼女)が満足するように商品を設計する。

といった手法で、とくに、ペルソナに関して、

ペルソナを記述するシートには、名前や趣味、価値観を示すエピソードが書き込まれ、ペルソナのイメージに近い写真も張られる。このシートを見てマーケティング担当者が、ペルソナに感情移入することが狙いとなる。

感情移入して、こういう人は、こういう商品が欲しいんじゃないかって考えるわけ。

 いままでのデータは、過去のデータ”こういう人は、この商品を買っています"という過去ないしは現在の商品分析しか出来ない。それに対して、このペルソナ分析だと、マーケティング担当者が、「いや、この人なら、こういう商品が、欲しくなるんじゃないか?」っていう未来の予測が出来る点が魅力になる。

 もちろん、本人に聞いちゃえばいいじゃん!と考えるかもしれないが、「商品企画の段階では、次の商品のコンセプトなんて、企業機密なんで言えない」って考えるのが、従来のおりこうさんの考え方。
 今は、「いや実は、客自体も、自分が欲しいかどうかは判ってないんだよ、その商品が出てきて使ってみるまで!」というのが、答えになりつつあるんじゃないかな?




 このペルソナマーケティングにおいて重要なことは、

間違えたペルソナを作ってしまったらマーケティング戦略は破綻するかもしれない。

 ってことだ。間違ったペルソナには、2種類ある

 1つは、主要顧客でないペルソナを作ってしまう危険性。
 これは従来の多変量解析などを駆使した統計手法で確認できる。

 もう1つは、ペルソナの属性や、価値観を示す部分の間違い。
 これは、マーケティング担当者が作るので、間違いが入りやすい。
 なので、このマーケティング手法の応用として、日記をつけてもらい、それで解析する方法もある。

 ・・・日記、大変でしょ(^^;)

 この問題を解決する技術が、「ライフログ」だと思う。





GPSログこそ最強のライフログ!GPS Recorder Xにお任せあれ
http://punksteady.com/2012/01/20/gps-recorder-x/


 とあるように、その人が、どこにいたか?情報を集めたGPSログこそ、ライフログといえよう。
 GPSから、どこにいたか(六本木ヒルズとか、ディズニーランドとか)を推測すれば、日記の出来上がり!本人に確認を取れば、精度もあがるけど、まあ、予測はつきますよね。
(スケジュールとリンクさせるといいんだけどね・・・)

 また、

筑波大学、学生が開発したAndroid向けライフログアプリ「REAL10」をリリース
http://news.ameba.jp/20120120-105/

は、たぶん、おあそびアプリだろうけど、ペルソナ分析用に項目を変えてしまえば、
集めたい情報が入れられたライフログになる。




 で、問題は、この情報をどこにおくか・・・だ。
 大量データなので、クラウド上において、ビッグデータとして処理することになる。

 おらおら、大儲けできそうでしょ。コンピューター屋さんが・・・

 SIerさんが、アップしはじめそうです。

※って、まじめに考えたSIerさん、売りに行くんなら、調査会社じゃないです。
調査会社、いま忙しくて、お金ないです。
リクルートとか、電通、博報堂とか、お金もっていそうで、マーケティング強そうなところに、
売りに行ってくださいね!


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