Zabbixいれようとしたら、すげえ大変だったので、メモ
道のりは遠いので、まずは、始めの一歩(その1)
【全体的な参考資料】
https://www.zabbix.com/documentation/2.2/jp/manual/installation/install_from_packages
http://dounokouno.com/2015/01/18/zabbix-server-zabbix-agent-install-memo/
【ここで使っているバージョン、リポジトリ】
バージョン3.4
http://repo.zabbix.com/zabbix/3.4/rhel/7/x86_64/
■1.Zabbixを入れようとしたら、いろいろ足りないですと!
●基本的操作
Zabbixを入れるには、まず、リポジトリをインストール
sudo rpm -ivh http://repo.zabbix.com/zabbix/3.4/rhel/7/x86_64/zabbix-release-3.4-2.el7.noarch.rpm
次にZabbixパッケージのインストール
sudo yum -y install zabbix-server-mysql zabbix-web-mysql zabbix-web-japanese zabbix-agent zabbix-get
●ここでトラブル
以下のエラーが出る。
Error: Package: zabbix-server-mysql-3.4.1-1.el7.x86_64 (zabbix)
Requires: libodbc.so.2()(64bit)
Error: Package: zabbix-server-mysql-3.4.1-1.el7.x86_64 (zabbix)
Requires: libOpenIPMIposix.so.0()(64bit)
Error: Package: zabbix-server-mysql-3.4.1-1.el7.x86_64 (zabbix)
Requires: libOpenIPMI.so.0()(64bit)
Error: Package: zabbix-web-japanese-3.4.1-1.el7.noarch (zabbix)
Requires: vlgothic-p-fonts
Error: Package: zabbix-web-3.4.1-1.el7.noarch (zabbix)
Requires: httpd
いろいろ足りないらしい・・・
●対応
一般的に、Requiresのエラーがでたら
1.そのRequires に rpm とつけて、グぐる
2.ぐぐったものをみて、rpmをさがす
3.sudo rpm -ivh そのrpmのURL
→これでインストールできなかったら、さらにさがす
ということをする。今回は、それを、libodbc,libOpenIPMI, vlgothic-p-fonts,httpd
に対してやれと・・・
※httpdに対して
めんどっちいので省略。ヒント
インストールは、これ
sudo yum -y install https://rhel7.iuscommunity.org/ius-release.rpm
sudo rpm -ivh ftp://rpmfind.net/linux/centos/7.3.1611/os/x86_64/Packages/mailcap-2.1.41-2.el7.noarch.rpm
sudo yum install httpd
IPテーブルの無効化とかは、このブログ内に記事があるからそれをみて。
それをしたあとに、systemctlで起動する。ただ、上記インストールで失敗するかもしれない。
その場合、epel
sudo rpm -ivh http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/7/x86_64/e/epel-release-7-10.noarch.rpm
か、wing
http://wing-repo.net/wing/7/EL7.wing.repo
が足りてない。そこまで書くと、めんどっちいので省略。
※MySQL
Download MySQL Yum Repository
https://dev.mysql.com/downloads/repo/yum/
にいって、適当なrpmをダウンロードする。その後、そのRPMをインストールして起動
sudo yum localinstall mysql57-community-release-el7-11.noarch.rpm
sudo yum install mysql-community-server
sudo systemctl start mysqld
※OpenIPMI
以下の2つをインストール
sudo rpm -ivh ftp://rpmfind.net/linux/centos/7.3.1611/os/x86_64/Packages/OpenIPMI-modalias-2.0.19-15.el7.x86_64.rpm
sudo rpm -ivh ftp://195.220.108.108/linux/centos/7.3.1611/os/x86_64/Packages/OpenIPMI-libs-2.0.19-15.el7.x86_64.rpm
なお、これでうまく行かない場合(とくにlibsoなんかがないglibcでといわれるとき)
glibcのバージョンを上げる
http://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/6ed898ee3ff50c10513f78f23bf2bd8a
をやってみて、それでもおかしかったら、入れたOpenIPMI-libsがおかしくないか、確認してみよう!
※ODBC
以下を実行
sudo rpm -ivh ftp://rpmfind.net/linux/centos/7.3.1611/os/x86_64/Packages/unixODBC-2.3.1-11.el7.x86_64.rpm
※vlgothic-p-fonts
以下を実行
sudo rpm -ivh ftp://195.220.108.108/linux/centos/7.3.1611/os/x86_64/Packages/vlgothic-p-fonts-20130607-2.el7.noarch.rpm
●対応後の作業
再度、Zabbixパッケージのインストール
sudo yum -y install zabbix-server-mysql zabbix-web-mysql zabbix-web-japanese zabbix-agent zabbix-get
今度はうまく行くはず。
次は、MySQLの設定
■2-1.MySQLに入れない・・・とか
●基本的操作
まず、サーバーを(起動していなかったら)起動
sudo systemctl start mysqld
MySQLを操作するため、rootで入る
mysql -u root
●ここでトラブル
入れない。もちろん、mysql -u root -pとすると、パスワードを聞いてくるが、
パスワードなんて知らない
※最近のバージョンで起こる。昔はmysql -u root で入れた。
●対応
初期パスワードを調べる。
cat /var/log/mysqld.log | grep 'password is generated'
を実行する。パスワードが書いてある。
【参考】
http://www.hack-log.net/entry/2015/10/26/100000
●対応後の処理
パスワードを確認したら、
mysql -u root-p
で入る。パスワードを聞いてくるので、調べたパスワードを入れると入れる。
■2-2.パスワードを設定するとエラーになる
●基本的操作
上記の状態(mysqlで-u rootで入っている状態)でパスワードを変えようとして
SET PASSWORD = PASSWORD('自分で設定したパスワード');
を実行すると
●ここでトラブル
エラー、ポリシーがどーとかこーのとか・・・
●対応
パスワードが悪い。
http://qiita.com/RyochanUedasan/items/9a49309019475536d22a
によると、最低
1 つの数値文字を含み、
1 つの小文字および大文字を含み、
1 つの特殊文字 (英数字以外) を含む
必要があるとのこと。その条件を満たしていない。
●対応後の作業
上記条件にあう、rootのパスワードとzabbixのパスワードを決めて
SET PASSWORD = PASSWORD('自分で設定したパスワード');
create database zabbix character set utf8 collate utf8_bin;
grant all privileges on zabbix.* to zabbix@localhost identified by 'Zabbixに設定するパスワード';
exit
を実行する。
つぎに、mysqlにデータを入れる
■2-3.いれるべきファイルがない
●基本的操作
DBに入れるファイルを確認
cd /usr/share/doc/zabbix-server-mysql-3.4.1
入れるべきファイルを確認する為lsコマンドをうつと・・・
●ここでトラブル
ファイルがない。あるのはただ、create.sql.gz
●対応
これを入れる
zcat create.sql.gz | mysql -uroot –p zabbix
●対応後の作業
上記
zcat create.sql.gz | mysql -uroot –p zabbix
を入力すると、パスワードを聞いてくるので、rootのパスワードを入れる。
ここで、DB操作はおしまい。次はファイル設定。
■3.ファイル設定
●基本操作
(1)まず、zabbix_server.confを設定する。
sudo vi /etc/zabbix/zabbix_server.conf
を実行し、DBPasswordを探して、
DBPassword=Zabbixのパスワード
次に、date.timezone のところを探して
date.timezone = Asia/Tokyo
(2)次に、zabbix.confを設定する。
sudo vi /etc/httpd/conf.d/zabbix.conf
を実行して、そこを
php_value date.timezone Asia/Tokyo
に変更する
●ここでトラブル
・・・は、おこらない
(実は問題があって、php.iniをここで修正しないといけないが、
それは後になって気づく。その2へ続く)
●その後の操作
4.起動へ
■4.起動
●基本的操作
MySQLは起動されているものとして(していなかったら、sudo systemctl start mysqld)
以下のコマンドを実行
sudo systemctl start zabbix-server
sudo systemctl start zabbix-agent
sudo systemctl start httpd
もし、自動起動にするなら、startをenableに変えたコマンド「も」実行する
その後、ブラウザで
http://ZabbixサーバーのIPアドレス/zabbix/
を開く
●ここでトラブル?
開いた画面を見て、がっくし・・・
・・・設定は、まだまだ続く
●対応
その2に続く・・・