モモの時間のこと。正しく書くと
全く一回きりしか起こり得ないようなやり方で、
互いに働きあうような瞬間のことだ
だが残念ながら、人間はたいていその瞬間を利用することを知らない
この瞬間って、「グランドエスケープ」の
「重力が眠りにつく1000年に一度の今日」
のこと?
だとすると、8月22日にやっていた
ろうを生きる 難聴を生きる「吹奏楽に青春をささげる“難聴の高校生”」
は、ものすごい裏解釈がなりたつんだけど・・・それは別のエントリに書くとして、
今日はさておき、100分de名著、エンデのモモの第三回をメモメモ
モモ 3回目 時間とは「いのち」である
時間と命について作者エンデの根源的な問いかけを読み解く
・子供的なファンタジー小説→今日は仏教的な読み解きも
・おさらい
モモ
灰色の男
カシオペイア
マイスターホラ:老人→若者にも(時間を体現)
■マイスターホラ
・モモにカシオペイアを送った
・モモのことも灰色の男のことも知っている:眼鏡で見える
・灰色の男:本当はいないはずのもの
死んだもので命をつないでいる
本当はいないはずのもの→人間が発生を許す→支配させるスキ
・人間一人一人に時間を配る→時間の源がある
・灰色の男:数字に支配されている
・時間の源:人間の豊かさの源泉→ベッポ:ひとはき
→充実した時間:仏教につながる
華厳経:一瞬にすべての時間が入る
・灰色の男:今を生きていない
■時間の源
・光の柱:まっすぐにおりて真ん丸な池
黒い鏡の上、大きな振り子
水面から花のつぼみ→振り子が近づくと花開く
→振り子が戻ると花がしぼむ
振り子に合わせて咲いては枯れる花:時間の源
・幾何学的な形強調:まんだら→洞窟の瞑想から
時間の曼陀羅
生命の時計:生命が時を作る
・あなたは死なの
もし人間が死とは何かを知ったら怖いとは思わなくなるだろうね
私は怖くない
→モモは近代人の世界観で生きていないので死は怖くない
ホラの世界:無であり空
・モモが見た時間:モモだけのもの
友達に伝える:まだだ
話すためには言葉が熟さないといけない
待つこともできないといけない
・モモ時間の国から戻る
聴きのモモ→はなしたい:気が熟すまで
ジジの失敗
星の時間がわかる時計(ホラもっている)
星の時間:
あらゆる物体も生物も、はるか天空のかなたの星々にいたるまで、
全く一回きりしか起こり得ないようなやり方で、
互いに働きあうような瞬間のことだ
だが残念ながら、人間はたいていその瞬間を利用することを知らない
星の時間は気づかれないままに過ぎ去ってしまうことが多い
■変わり果てた町
・おきても、友達誰も来ない
・眠っていたのは一晩でない
→カシオペイア:あなたは丸一年寝てた
すべてはすぎさった
・町は灰色の男に支配された
ニノ:ジジとベッポおしえてくれるけど「お願いだからもう行ってくれ」
・モモ:孤独 出口はありません、外に知らせるすべもありません
→時間の山にうずもれる
・ジジ:モモに話して豊かな時間
→空虚な作り話
→ラジオパーソナリティ
・ベッポ:精神病院に送られる:だまっている、時間預金に貯金するなら
一心不乱に掃除
・エンデの文明批判
規格外の人を受け入れない社会→失われるのは豊かさ
全く一回きりしか起こり得ないようなやり方で、
互いに働きあうような瞬間のことだ
だが残念ながら、人間はたいていその瞬間を利用することを知らない
この瞬間って、「グランドエスケープ」の
「重力が眠りにつく1000年に一度の今日」
のこと?
だとすると、8月22日にやっていた
ろうを生きる 難聴を生きる「吹奏楽に青春をささげる“難聴の高校生”」
は、ものすごい裏解釈がなりたつんだけど・・・それは別のエントリに書くとして、
今日はさておき、100分de名著、エンデのモモの第三回をメモメモ
モモ 3回目 時間とは「いのち」である
時間と命について作者エンデの根源的な問いかけを読み解く
・子供的なファンタジー小説→今日は仏教的な読み解きも
・おさらい
モモ
灰色の男
カシオペイア
マイスターホラ:老人→若者にも(時間を体現)
■マイスターホラ
・モモにカシオペイアを送った
・モモのことも灰色の男のことも知っている:眼鏡で見える
・灰色の男:本当はいないはずのもの
死んだもので命をつないでいる
本当はいないはずのもの→人間が発生を許す→支配させるスキ
・人間一人一人に時間を配る→時間の源がある
・灰色の男:数字に支配されている
・時間の源:人間の豊かさの源泉→ベッポ:ひとはき
→充実した時間:仏教につながる
華厳経:一瞬にすべての時間が入る
・灰色の男:今を生きていない
■時間の源
・光の柱:まっすぐにおりて真ん丸な池
黒い鏡の上、大きな振り子
水面から花のつぼみ→振り子が近づくと花開く
→振り子が戻ると花がしぼむ
振り子に合わせて咲いては枯れる花:時間の源
・幾何学的な形強調:まんだら→洞窟の瞑想から
時間の曼陀羅
生命の時計:生命が時を作る
・あなたは死なの
もし人間が死とは何かを知ったら怖いとは思わなくなるだろうね
私は怖くない
→モモは近代人の世界観で生きていないので死は怖くない
ホラの世界:無であり空
・モモが見た時間:モモだけのもの
友達に伝える:まだだ
話すためには言葉が熟さないといけない
待つこともできないといけない
・モモ時間の国から戻る
聴きのモモ→はなしたい:気が熟すまで
ジジの失敗
星の時間がわかる時計(ホラもっている)
星の時間:
あらゆる物体も生物も、はるか天空のかなたの星々にいたるまで、
全く一回きりしか起こり得ないようなやり方で、
互いに働きあうような瞬間のことだ
だが残念ながら、人間はたいていその瞬間を利用することを知らない
星の時間は気づかれないままに過ぎ去ってしまうことが多い
■変わり果てた町
・おきても、友達誰も来ない
・眠っていたのは一晩でない
→カシオペイア:あなたは丸一年寝てた
すべてはすぎさった
・町は灰色の男に支配された
ニノ:ジジとベッポおしえてくれるけど「お願いだからもう行ってくれ」
・モモ:孤独 出口はありません、外に知らせるすべもありません
→時間の山にうずもれる
・ジジ:モモに話して豊かな時間
→空虚な作り話
→ラジオパーソナリティ
・ベッポ:精神病院に送られる:だまっている、時間預金に貯金するなら
一心不乱に掃除
・エンデの文明批判
規格外の人を受け入れない社会→失われるのは豊かさ