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中国笑話「恨み骨髄に!」(一年前の再録5編)

2017-05-06 | 開心笑吧

「恨み骨髄に」

 ある女性、いつも酔っぱらった夫にDVを受けていた。

 正に恨み骨髄に徹するというほどだった。

 ある日、夫の酒瓶を投げ捨てた。

 すると、瓶の中から突然、天使が飛び出してきた。天使が言った。

 「あなたをお救いしましょう。願い事を一つだけ叶えてあげます。」

 「夫を殺して欲しいわ!」

 「申し訳ありません。願いはあなたの身の上に関することだけです。」

 「わかったわ!じゃあ、私を未亡人にしてください。」

《開心笑吧2016-05-02‟把女人惹急了很恐怖”》

「譲られても座らない」

 老人が一人バスに乗って来た。

 誰も席を譲ろうとしなかったら、老人はずっと僕のそばに立って、世の中に対する愚痴を言い続けた。

 道徳がなくなったとか何とか言っていた。

 バス停を二つほど過ぎたところで、ぼくは聞いているのが耐えられなくなったので、立ち上がって、彼に席を譲ったが、彼は座ろうとしない。

 「遠慮しないでください。」

 すると、お爺さんが言った。

 「冗談じゃない。わしはバスの運転なんかできないよ。遠慮してるんじゃないよ。」


《開心笑吧2016-05-04‟他居然不坐”》

「侮辱された」

 朝、出勤すると、同僚の独身女性が僕に言った。

 「わたし、昨日の夜、下品な男に襲われたの。」

 「何をされたんだ?大丈夫だったのか?」

 「そいつ、携帯を奪っただけでなく、私を侮辱したの。」

 「えっ!どう侮辱したんだい?」

 「私に、何もしないで逃げたの!」

《開心笑吧2016-05-02‟他侮辱了我”》

「違う三つのボタン」

 妻がネットでシャツを買った。

 そのシャツを着た後、私に聞いてきた。「あなた、ネットの写真とは違うわ。」

 おれはネットの写真と妻を見比べて言った。

「同じシャツだよ。全く同じのだよ。」

 「じゃ、どうして、わたしが着ると見苦しいの?」

 「それは、モデルがそのシャツを着ると、上のボタンが三つかけられないけど、お前が着ると、下のボタンが三つかけられなくなるんだ。」

 言うまでもなく、その後、おれは妻に箒を持って追いかけられたよ。

《開心笑吧2016-05-02‟不同地方的三颗纽扣”》

「お化けより怖い」

 ガールフレンドとお化け屋敷に入った。

 ぼくたちの前にいたのは超ビジュアル系のカップルだった。

 いろいろな色をしていて、爆発したような髪の毛、首から顔にかけては刺青に、けばけばしい厚化粧、服はあちこち破れていて、ぼろぼろ!

 中に入ると、薄暗くひんやりとしていた。

 曲がり角にさしかかった時、

 「お化けだぞ!」という怖い声とともに、お化けが出てきた。

 僕たちは言うまでもなくびっくりしたのだが、その化け物は、僕たちの前にいたビジュアル系の二人を見て、もっとびっくりしたようだ。

 「うわあ!お化けだ!」

 大きな叫び声をあげて、どこかへ逃げて行った。

《開心笑吧2016-05-02‟比鬼更恐怖”》



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