近所での開催なので徒歩で向かう
10分もない位の距離だけど、
普段の運動不足と到着まで一度も下る事のない坂
目的地に近くなるほど傾斜もあがって汗だくに
途中でやまぶきの花が目を引いた
だんだん勾配のつく坂道を登り終えるとそこが目的地
ぜぇぜぇ言いながら、受付を済ませると
息が上がって汗だくなのに、「記念ですから~」と
言われ記念撮影されてしまった
(きっとひどい顔だ)
席に着き、始まる頃には汗もひいて良かった
流石はプロの指導の元に集まる方々
何もかもが勉強になる
大勢での朗読の楽しさを初めて知った
(今まで大勢で読んで楽しいのは読み手だけと思っていた)
息もぴったりで話が転がるように進んで楽しかった
前からだけではなく、横からも後ろからも台詞が飛ぶ
最初のもぐらのお話はそのまま小学校に持って行っても
喜んでもらえそう、最後のオチを期待させるような
話しぶりが本当に見事だった
ももたろうは現代版で、絵本なんだけど、
大人も楽しいものになっていた。
(詩は楽しみ方が自分自身まだよくわからない)
最後の源氏物語は指導者の中山美保さん
さすがプロ、目を閉じていると情景が浮かぶようだった
昔は本はなく口伝えだったというから
こんな感じで聞いていたのだろうか。
そう考えると朗読会も大人の遊び
琴の音に乗せての朗読、お琴の挿入は全てオリジナルだそう
こんなに近くで聴くのは初めてで、琴すげ~っと思ってしまった
一体ギター何本分を一人でこなすんだっ
実際に間近で聴く音は和太鼓とはまた違った感じで胸にひびいてきた
綺麗な音色だった
プログラムを見た時は正直、
途中で寝てしまいやしないかと不安にもなったけど
いざ始まると終わるまで一瞬で過ぎてしまったかのようだった
自分の読み聞かせ活動の勉強にもなればと思ったけど、
本気で楽しんでしまって、勉強には…なるのかなぁ
桜茶とももたろうで出てきたきびだんごをごちそうになって
帰りはずっと下り坂で帰って来た