先々代の校長先生は挨拶にうるさかった。
地域の方はいつも見守ってくれているのだから誰にでも挨拶をしなさいと。
その先生が退職になるあたりくらいからだろうか、
こんな田舎にも不審者情報が相次ぐようになってきた。
一時は心配のあまり毎日の登下校に付き添う保護者も見られた。
校長先生が変わったからか、
田舎の環境が変わったからか、
本当の理由はわからないけど
今朝、交通立哨当番で横断歩道に立つと
挨拶をしない子が多い事に驚いた。
こちらから声をかけてもにこりともしない子もいた。
(単に私が怖がられているだけだったりして)
活動上、他の学校区の子供達ともふれあう機会がある。
その時に出会う子達より少し暗い気がした。
見上げると空には雲ひとつなかった