ある日仕事から帰宅したアンドリューが象を連れて帰ってきた。
「新しい象をたまたま見つけたから買ってきた」みたいな感じで。
確かに私は象好きである(牛好きでもある)。
だからアンドリューは私が喜ぶだろうと思ったのだ。
象は昼間は玄関先に綱でつないでおく。
夕暮れ時になったらその綱を引いて象の部屋へ。
その場所は夫婦の寝室の隣に位置していてお布団に寝転んでいるとちょうど象の顔が見えるのだ
ところがその日、象を外につないだまま眠ってしまった
凄く気になっているのに何故かどうしても中に入れられなかった
翌朝起きてすぐ、象をつないでいる場所に行くと象がいないっ
一生懸命家の周りを探すけどもいない
アンドリューを起こして一緒に探してもやっぱりいない
と、そこで目が覚めた
そう、夢だった
象好きの私は翌日も同じ夢を見て象を探すべく眠ったが、夢は見ることができなかった
その翌日も象を探す気満々で眠った。
だって、リアルではどう考えても飼う事ができそうにない象を夢でなら飼えるのだもの
その象は実際にいる象よりも小さくて高さが180cmほどで、色も少し薄い感じだった。
牙はなかったか…ごくごく短かったと思う。
夢の中ではペット用に新しく改良された象という位置づけだった。
(昔のTVドラマ「王様のレストラン」でオーナーが詐欺に合うベランダ牛のような感じ)
起きている時の私は象を探す気満々でいるのだけど、
夢の中の私は
そのうち象が帰ってきたかったら、帰ってくるんじゃないのぉ
無理して探すことないよ~
って、せっかく夢にたどり着けても、こんな感じで探そうともしていない
夢の中の私よ
ちゃんと探してくれっ頼むっ