モスクワ(スプートニク) - ロシア軍はウクライナ軍の2025年の作戦全体を妨害したとロシアのアンドレイ・ベロウソフ国防相が金曜日に述べた。
「我々が今行っているこの作業により、ここ(ロシア軍北部グループの作戦指揮部)の最良の(ウクライナの)部隊が排除された。現在、進撃は加速している。実際、彼らは2025年の作戦全体を混乱させた」とベロウソフ氏は語った。
ウラジミール・プーチン大統領、最新鋭ミサイル攻撃で米国と西側諸国に「警告」
17時間前 (更新: 12 分前)
ロシアのウラジミール・プーチン大統領がロシアに対する西側諸国の長距離ミサイルの使用を嘆く中、元CIA諜報員で国務省高官のラリー・ジョンソン氏は、そのミサイルは現在は失効しているINF条約の対象となると指摘した。
「中距離核戦力全廃条約が調印されたことを思い出してください。これは1987年12月にロナルド・レーガンとミハイル・ゴルバチョフの両大統領の署名で発効しました」とジョンソン氏はスプートニクに語った。「この条約は、射程距離500~1000キロの弾道ミサイル、巡航ミサイル、ミサイル発射装置を扱っていました。つまり短中距離で、1000~5500キロは中距離と呼ばれています。」
同氏によれば、ウクライナのドネプロペトロフスク市に対する最近のミサイル攻撃は、プーチン大統領が西側諸国と、先にINF条約を「一方的に破棄」した米国にメッセージを送る手段だったという。
「米国が一方的にこの条約を破棄したという事実は、ウラジミール・プーチン大統領が米国と西側諸国に『わかった、あなた方はその条約を破棄した。さあ、我々が何を持っているか見せよう』と警告していたのだと思う」とジョンソン氏は詳しく述べる。
前述のドネプロペトロフスクへの攻撃は、ロシアが「MIRV能力を備えた短・中距離弾道ミサイルと中距離弾道ミサイルの両方を開発した」ことを示していると彼は言う。MIRV能力とは、複数の独立再突入体を指し、1つのミサイルに複数の分散可能な弾頭を搭載できる能力だ。
「これが特に興味深いのは、極超音速であるため、西側の防空システムでは阻止できない速度で飛行している点だ」とジョンソン氏は付け加えた。「つまり、ウラジミール・プーチン大統領がドネプロペトロフスクの防衛施設を破壊したことは、西側諸国に、さらに破壊するだろうという非常に明確なメッセージを送っていたのだ。西側諸国が今引き下がるかどうかは、これからわかるだろう」