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最近上映されて良かった映画、以前見て心に残った映画、感銘をうけた本の自分流感想を。たまには旅行・山行記や愚痴も。

ぶらっと琵琶湖に出て、近江富士こと三上山に登る

2024-05-26 11:42:50 | 近所を散策・サイクリング
                                      【 野洲川にかかる橋の上から眺める近江富士(三上山) 】

   【 2024年5月18日 】

     午前10時過ぎ:車に自転車を積んで出発-(三条から山科、逢坂山を経て)ー11:00浜大津ー
     (近江大橋)-11:30矢橋帰帆島公園の駐車場着ー12:00同出発-(自転車で移動)ー13:00
     三上山登山口着-(徒歩開始・途中昼食)-14:00展望所着ー(休息・頂上へ)ー15:00下山
     ー16:00登山口に-(自転車をこぐ)-17:00公園駐車場着-18:00京都市内着

 ここ3~4日晴天の日が続いたが、家の中に閉じこもってデスクワークばかり。明日の天気は《曇りから雨》の予報だったで、「晴天の今日くらい外に出ないと」と思いたち、車にチャリンコを積み込んで、遅めの10時過ぎに出発。どこに行こうかと考えたが思い当たらない。車を東に向け走らせてながら、サイクリングもするならどこがいいかと考える。

 登山と言ってももう高い山はつらい。低山でも《片道1時間程度で行ける山はないか》と考える。
 「もう、お互い北アなど高い山に登るのはしんどい、せいぜい5時間以内で登り下りできるコースが適当だ」と、山友のYさんと話していた時、最近近江富士に行ったと聞いた。その時は大した興味を感じなかった。
 近江富士と言えばかっこいいが、横浜帰省の折、新幹線の車窓から見るそれは、見る角度によってはなるほど《富士》に見えないことはないが、いかにも里山の低山である。登山道らしき道も付いているのだろうかと思ってしまう。
 でも、今から出かけるにはちょうど良いかもしれない。琵琶湖沿いのサイクリングもできる。車を三条通に向け、逢坂山を越える。土曜日とあって行楽地に向かう車で名神の東インター入り口までは大混雑だった。
 裏道を潜り抜け、近江大橋を渡り、湖岸沿いの公園の駐車場に1つだけ空いたスペースに車を停める。湖畔沿いの緑地にはテントを張る家族ずれの人たちでいっぱいだ。

               
                  【 琵琶湖畔の駐車場に車を停め、自転車に乗り換える 】

 車から自転車を降ろし、山支度も整えて出発だ。
 時刻は正午前。目標の近江富士(三上山)は、手前に大きな建物がない限り、どこからでも見渡せる。地図も見ないでチャリを走らせる。橋を渡り、まずは湖岸沿いに道を進める。

                              
                                  【 琵琶湖の向こう側には、比叡山の姿が 】

 もう初夏の陽気だ。湖岸からの風は気持ちいい。普段は反対側から見ている鋭鋒の比叡山が、ここからは《のっぺりとした姿》をさらしている。
 
       
               【 湖東地図ー草津、野洲周辺 】

 右前方に見えていた三上山が、進むにつれだんだん右手後方に移動していく。このまま湖岸を進んだら遠のく一方なので、進路を変え湖岸を離れて、東に進める。しばらく自転車をこぐと、今度は三上山が左手後方に移動していく。まっすぐ直線的に三上山に迫る道路がないのだ。

                        
                           【 草津川に架かる橋の上からの近江富士 】

 信号機のある交差点に差し掛かるたびに、右折と左折を交互に繰り返しジグザグに三上山に近づいていく。国道8号線に出てようやく三上山が近くに迫ってきた。登山口がどことも知らず、ペダルをこぎ続けると、運よく【三上山登山口】のある辻に出くわした。


        
                 【 三上山、表道登山口 】

 その辻を奥の集落へ、道標に沿って進むと【表参道入口】の標識のかかった鉄製の扉がある。案内板の際に自転車を括り付け登山開始。

                         
                                【 案内板 】

 登り始めは木製の階段と石段である。頂上まで35分の標識。

      
              
 登山口に着いたのが午後1時過ぎで、登ることに気を取られて昼飯を取っていなかった。少し進んだ広場のようなところで買ってきたおにぎりを頬張る。

                               
                                            【  分岐点   】

 歩行再開。道は途中で何本にも別れ、いろいろなコースに分かれているようだ。これなら地元の人にも好まれている山だと理解できる。中腹以降は大きな岩が散在して、勾配もきつくなってくる。

    
               【  割 り 岩  】

 息を切らせながら岩の合間を進むと視界が開けた。

                    
                              【 比良遠望 】
 
 頂上直下に西に開けた展望所があり、そこに立つと草津や栗東の街が見渡せる。遠くには醍醐の山や音羽山、さらに北には比叡の山並みが連なっているのが見渡せる。気持ちのいい眺めだ。

  
                       【 頂上直下の展望所から 】 

 近所から来たという子連れの親子と話をする。ここなら小学生でも来れる。30分ものんびりしたか。

 数段あがった所の頂上は木々に覆われ見通しがきかない。祠の横に、控えめに【標高432m近江富士】の標識。

         

 下山時は、やはりひざにきた。中腹までの段差のある下りは手を突いてしまう。やはりもう無理はできないと悟る。3時過ぎに下山開始で4時前登山口着だから、小1時間かかってしまった。
 
                         
                              【 登ってきた三上山を振り返る 】
 
 自転車をこぐのは別の筋肉だから大丈夫と思っていたが、やはり少し筋肉が痙攣する。それでも往路と同じようにジグザグのコースをたどりながら5時過ぎには公園の駐車場にたどり着いた。
 ジムで風呂に入り7時すぎ自宅に到着。

            



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