本で、小説を読んだ時、映画化するなら「オカンは倍賞美津子だな」と思っていたら、映画封切りの前にテレビでドラマが、倍賞美津子で始まった。
テレビドラマは好まない。今は以前とは若干、事情が違っているのかもしれないが、映画に比べて予算が少ない分、ともかく雑なのだ。その上、展開がのろい。映画は2時間の中に物語を凝縮して話を展開する。次に持たせるために無駄なカットいれて間延びさせることはない。編集者や監督の腕の見せ所である。
だから、やはり映画の肩を持ちたい。
樹木希林も悪くはないが、あのオトンが惚れる女は倍賞美津子でないといけない。美女も出所によって違和感がある。「フラガール」(2006年)の谷川千代役の富司純子や、「かあちゃん」(2001年、市川昆監督)の岸恵子も場違いと言うかミスマッチである。
映画の内容はまさしく、日本の庶民がたどってきた風景である。あんな優しい気持ちが自分には持てるのかな、とも思う。
「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」-公式サイト
テレビドラマは好まない。今は以前とは若干、事情が違っているのかもしれないが、映画に比べて予算が少ない分、ともかく雑なのだ。その上、展開がのろい。映画は2時間の中に物語を凝縮して話を展開する。次に持たせるために無駄なカットいれて間延びさせることはない。編集者や監督の腕の見せ所である。
だから、やはり映画の肩を持ちたい。
樹木希林も悪くはないが、あのオトンが惚れる女は倍賞美津子でないといけない。美女も出所によって違和感がある。「フラガール」(2006年)の谷川千代役の富司純子や、「かあちゃん」(2001年、市川昆監督)の岸恵子も場違いと言うかミスマッチである。
映画の内容はまさしく、日本の庶民がたどってきた風景である。あんな優しい気持ちが自分には持てるのかな、とも思う。
「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」-公式サイト
おっしゃるようにドラマは展開がずいぶん伸ばしてあったのですが、それはそれで良かったと。
私のことを「おかん」と呼び、自分も「マー君」と呼ばれているわが子に「東京タワー見た?」と聞いたら、それより前に田中裕子と大泉洋のキャストでドラマスペシャルでやっていたのを見たのだそうな。先を越された気分で、今回やっと映画のほうを観ることができました。
ドラマのほうは息子のために犠牲になっているというイメージがあったのですが、映画のほうは、母親の、見返りを求めない無償の愛が感じられて、ただただ泣けました。オトンもすてきだった。
そしてオダジョーはすごい!誰もが心の奥に持っているであろうものを見事に演じてくれました。
夫婦のかたちがどうあれ、オトンとオカンは子供の心にちゃんと存在するのだとも再認識させられて・・・・
一緒に行った職場の人と「明日から頑張ろうね」と言い合って、しみじみいい映画でした。
またいろんな映画を紹介してくださいね。
それはともかく、私は小説と映画しか見ていないのでドラマについてはとやかく言えませんが、オダギリ・ジョーは良かったですね。ともかく優しさいっぱいで。リリー・フランキーもこの本が成功したからといって、生活あまり変えないのがいい。
○
いい映画ってなかなか当たりませんけど、見つけたときはヤッター!て感じですよね。またブログ見てコメントください。