【 須知城址山頂より丹波インターを望む 】
【 2021年4月18日~28日 記 】
4月15日、am9:40自宅出発-(京都縦貫道経由)-10:30丹波I.C-10:40
道の駅「マーケス」到着ー(自転車に乗り換えて)ー11:25琴滝着-(滝壺にチャリを置いて)-
小滝池ー12:00須知城趾(城山)到着-13:00琴滝(昼食)-13:20玉雲寺-(見学)
-13:40大圓寺-(鹿・猪よけのフェンス脇にチャリを置いて)-15:20美女山頂上到着
-15:40同出発-16:40下山-16:45マーケスで自転車を車に積んで出発-17:00
日吉ダム通過-(杉坂・京見峠経由で)-18:00自宅着
快晴の空を見定めて、いつも通り遅いめの決断で、10時前チャリンコをFITに積んで自宅を出発。出発の遅れを取り戻すべく、五条通回りで京都縦貫道を使ったが、有料道路を使った割には、大回りだったから大した時間の節約にはならなかった。
【 丹波マーケス駐車場 】
丹波インターを出て、500mほど行った道の駅「丹波マーケス」の駐車場に到着。登山靴に履き替え、チャリンコで早速『琴滝』に向かう。
【 丹波I.C、須知城趾、琴滝、美女山 周辺地図 】
【 まずは、琴滝へ 】
京都縦貫道・丹波インターの高架下をくぐり向け緩やかな登りの道を滝に向かう。
【 案内板 】
途中で(上の案内図の現在地)、アスファルト舗装道から分かれ道を左に入る。上り坂をあえぎながら300m進むと、予想よりはるかに大きな滝が、突然目の前に現れる。
【 落差45mの琴滝 】 【 雑誌掲載の琴滝 】
しばし、大きな滝に見とれる。滝壺の右手からの登山道は段差があり、かなり急で自転車はここまでと諦め、近くの木にくくりつける。車は、下の分かれ道までは入れるので「美女山」まで行ったらマーケスに置いてある車で、ここまで取りに戻ればいいと。
【 小滝池 】
滝の上部に回り込み、小滝池の方向に進む。池の周囲を回り込むところで、森林を管理するらしき地元の人とあう。美女山への縦走路はこちらでいいかと確認すると、この先「美女山に行く道はない」という。
元々、雑誌で調べておいた下記の地図のように、琴滝から尾根づたいに峠を巡るコースを想定していた。その準備しておいた案内地図を示し、「所要時間まで書いてあるのだから、あるはずだ」というと、「私は知らない」という。
【 当初、予定していた経路 ー「山渓」より転載 】
「美女山にいくには、下に降りて大圓寺というところから登るのがルートだ」という。「それより、この先の須知城趾に行った方がいい」という。所要時間を聞くと「片道20分程度」という。時間も充分あることだし、作業着を着た地元の人が言うのだから、それもいいと思って予定には無かった須知城趾に寄り道をすることに。
【 尾根道に出る 】
大滝池には向かわず、尾根に向かう道に入る。しばらく登ると尾根伝いに出る。案内板を見ると、予定した周回コースの通過点である「鉄塔84」を示す指示板がある。それなら小滝池まで戻らなくても周回コースに合流できる。須知城趾に立ったあと、ここまで戻ればいい。
【 新緑が青空に映える 】
尾根伝いに進むがなかなか城趾らしきものが現れない。あれが城山ではないかと思われるこぶを2つほど越えた後、ようやく石組みが目に入る。石組みはこちら側だけで、反対側にはそれらしきものは何も残っていない。
【 須知城趾の石垣 】
それでも、そこからの眺めは良かった。直下に京都縦貫道の丹波インターチェンジが見える。おやつをつまみ、景色を眺めていたら来るのに《20分のところを30分以上》かかったうえに、ゆっくり過ごしたので、時間を大分つぶしてしまった。
来た道を戻る。琴滝に直接出る分かれ道まで来て、迷う。まっすぐ行って予定通り「鉄塔84」に向かうか、いったん降りて大圓寺から登り直すか。時計と相談して、後者を選ぶ。
琴滝まで20分弱で降り、デポしておいたチャリに乗り換える。そういえば、来るとき「玉雲寺」を見逃し素通りしてしまった。
改めて見ると立派な佇まいだ。せっかくだから見学させてもらう。拝観料も要らなければ、人の姿も無かった。静かなお寺である。
【 玉雲寺 】
丹波マーケスの駐車場の横を通り、10分もかからず「大圓寺」に着く。こちらは素通りして登山口に向かう。お寺の大きな墓苑があり、その敷地に沿って鹿よけのフェンスが張り巡らされている。
美女山への登山口はそのフェンスに設けられた開き戸から始まっていた。チャリをフェンスに括りつけ、午後1時40分、改めて登山開始。
はじめのうち、踏み跡ははっきり付ていたが、そのうちどこでも行けるような広い林間を進む。木に括りつけられたピンクのリボンを探しながら進むが、そのうち見当たらなくなった。それでも、難なく進めるうちは良かった。
【 美女山への登りで迷い道に入った地点ーGPSの軌跡 】
登山口から頂上までの道のりの半分以上は登って来ただろうと思われるあたりから怪しくなってきた。GPSを覗いてみると、そこには登山道は描かれていなかったが、なにか頂上に向かう方向とはずれているな気がした。迷うような所は無かったはずだと思いつつ、このまま登れないこともないと思ったので、頂上のある左に向きを修正して、更に前進する。勾配も急になり、枯れ葉の積もった軟弱な地盤は足がずり落ちて前に進めない。つかんだ木はもろくあっさり折れて頼りにならない。悪戦苦闘すること1時間弱、ようやく尾根道に出る。どうも黒尾橋からの登山道のようだ。平坦なはっきりした道を100m余り進むと難なく頂上に着いた。
【 美女山頂上 】
一体どこで間違えたのかよく分からないと思いながら、おにぎりを頬張りながら、改めて地図を見る。よく見ると、登山口を通過してすぐの地点でUターンするように登山道が大きく左に曲がっている。そんな場所あったかなと思い返すが、心当たりが無い。ともかく地図を見ず進んできたのが間違いだった。
【 美女山頂からの眺め 】
下山路は「大圓寺こちら」の標識が、登ってきた道とは別に、はっきり示されていた。道も整備されなんの苦労も無く、迷うことなく登山口まで導いてくれる。
【 下山路は一目瞭然 】
途中の「展望台」も案内標識がきちんと付いて、サービス満点である。
【 下山時の「展望台」から 】
それならどこに、そんな間違える場所があったのかと不思議に思う。登山口近く、鈎型に曲がった地点に近づく。間違えた地点を確認しておかねばと思う。
あたりを行ったり来たりしてみたら、理由が分かった。登山口からUターンする地点までの間に、広くなった場所があって右側に行かないようにロープが張ってあり、ロープの切れ目に「登山路」の看板があった。Uターする場所はそこから50mほど上がった地点だったが、そこは広い谷筋にそったの道がまっすぐ上に伸びて、Uターン地点には何も無いから何の疑問も無く、手前で見た「登山路」の標識に安心感を持ってそのまま進んだのだ。そこに「こちら→」の印がほしいところだと思った。でも、ちょっと地図のことを頭に刻んでいたら、そんなことにはならないと、反省したり、歳のせいにしたり。
マーケスに、まだ陽の高い午後4時半過ぎに戻り、帰りは日吉から杉坂、京見峠経由で6時前に自宅に戻ってきた。
【 2021年4月18日~28日 記 】
4月15日、am9:40自宅出発-(京都縦貫道経由)-10:30丹波I.C-10:40
道の駅「マーケス」到着ー(自転車に乗り換えて)ー11:25琴滝着-(滝壺にチャリを置いて)-
小滝池ー12:00須知城趾(城山)到着-13:00琴滝(昼食)-13:20玉雲寺-(見学)
-13:40大圓寺-(鹿・猪よけのフェンス脇にチャリを置いて)-15:20美女山頂上到着
-15:40同出発-16:40下山-16:45マーケスで自転車を車に積んで出発-17:00
日吉ダム通過-(杉坂・京見峠経由で)-18:00自宅着
快晴の空を見定めて、いつも通り遅いめの決断で、10時前チャリンコをFITに積んで自宅を出発。出発の遅れを取り戻すべく、五条通回りで京都縦貫道を使ったが、有料道路を使った割には、大回りだったから大した時間の節約にはならなかった。
【 丹波マーケス駐車場 】
丹波インターを出て、500mほど行った道の駅「丹波マーケス」の駐車場に到着。登山靴に履き替え、チャリンコで早速『琴滝』に向かう。
【 丹波I.C、須知城趾、琴滝、美女山 周辺地図 】
【 まずは、琴滝へ 】
京都縦貫道・丹波インターの高架下をくぐり向け緩やかな登りの道を滝に向かう。
【 案内板 】
途中で(上の案内図の現在地)、アスファルト舗装道から分かれ道を左に入る。上り坂をあえぎながら300m進むと、予想よりはるかに大きな滝が、突然目の前に現れる。
【 落差45mの琴滝 】 【 雑誌掲載の琴滝 】
しばし、大きな滝に見とれる。滝壺の右手からの登山道は段差があり、かなり急で自転車はここまでと諦め、近くの木にくくりつける。車は、下の分かれ道までは入れるので「美女山」まで行ったらマーケスに置いてある車で、ここまで取りに戻ればいいと。
【 小滝池 】
滝の上部に回り込み、小滝池の方向に進む。池の周囲を回り込むところで、森林を管理するらしき地元の人とあう。美女山への縦走路はこちらでいいかと確認すると、この先「美女山に行く道はない」という。
元々、雑誌で調べておいた下記の地図のように、琴滝から尾根づたいに峠を巡るコースを想定していた。その準備しておいた案内地図を示し、「所要時間まで書いてあるのだから、あるはずだ」というと、「私は知らない」という。
【 当初、予定していた経路 ー「山渓」より転載 】
「美女山にいくには、下に降りて大圓寺というところから登るのがルートだ」という。「それより、この先の須知城趾に行った方がいい」という。所要時間を聞くと「片道20分程度」という。時間も充分あることだし、作業着を着た地元の人が言うのだから、それもいいと思って予定には無かった須知城趾に寄り道をすることに。
【 尾根道に出る 】
大滝池には向かわず、尾根に向かう道に入る。しばらく登ると尾根伝いに出る。案内板を見ると、予定した周回コースの通過点である「鉄塔84」を示す指示板がある。それなら小滝池まで戻らなくても周回コースに合流できる。須知城趾に立ったあと、ここまで戻ればいい。
【 新緑が青空に映える 】
尾根伝いに進むがなかなか城趾らしきものが現れない。あれが城山ではないかと思われるこぶを2つほど越えた後、ようやく石組みが目に入る。石組みはこちら側だけで、反対側にはそれらしきものは何も残っていない。
【 須知城趾の石垣 】
それでも、そこからの眺めは良かった。直下に京都縦貫道の丹波インターチェンジが見える。おやつをつまみ、景色を眺めていたら来るのに《20分のところを30分以上》かかったうえに、ゆっくり過ごしたので、時間を大分つぶしてしまった。
来た道を戻る。琴滝に直接出る分かれ道まで来て、迷う。まっすぐ行って予定通り「鉄塔84」に向かうか、いったん降りて大圓寺から登り直すか。時計と相談して、後者を選ぶ。
琴滝まで20分弱で降り、デポしておいたチャリに乗り換える。そういえば、来るとき「玉雲寺」を見逃し素通りしてしまった。
改めて見ると立派な佇まいだ。せっかくだから見学させてもらう。拝観料も要らなければ、人の姿も無かった。静かなお寺である。
【 玉雲寺 】
丹波マーケスの駐車場の横を通り、10分もかからず「大圓寺」に着く。こちらは素通りして登山口に向かう。お寺の大きな墓苑があり、その敷地に沿って鹿よけのフェンスが張り巡らされている。
美女山への登山口はそのフェンスに設けられた開き戸から始まっていた。チャリをフェンスに括りつけ、午後1時40分、改めて登山開始。
はじめのうち、踏み跡ははっきり付ていたが、そのうちどこでも行けるような広い林間を進む。木に括りつけられたピンクのリボンを探しながら進むが、そのうち見当たらなくなった。それでも、難なく進めるうちは良かった。
【 美女山への登りで迷い道に入った地点ーGPSの軌跡 】
登山口から頂上までの道のりの半分以上は登って来ただろうと思われるあたりから怪しくなってきた。GPSを覗いてみると、そこには登山道は描かれていなかったが、なにか頂上に向かう方向とはずれているな気がした。迷うような所は無かったはずだと思いつつ、このまま登れないこともないと思ったので、頂上のある左に向きを修正して、更に前進する。勾配も急になり、枯れ葉の積もった軟弱な地盤は足がずり落ちて前に進めない。つかんだ木はもろくあっさり折れて頼りにならない。悪戦苦闘すること1時間弱、ようやく尾根道に出る。どうも黒尾橋からの登山道のようだ。平坦なはっきりした道を100m余り進むと難なく頂上に着いた。
【 美女山頂上 】
一体どこで間違えたのかよく分からないと思いながら、おにぎりを頬張りながら、改めて地図を見る。よく見ると、登山口を通過してすぐの地点でUターンするように登山道が大きく左に曲がっている。そんな場所あったかなと思い返すが、心当たりが無い。ともかく地図を見ず進んできたのが間違いだった。
【 美女山頂からの眺め 】
下山路は「大圓寺こちら」の標識が、登ってきた道とは別に、はっきり示されていた。道も整備されなんの苦労も無く、迷うことなく登山口まで導いてくれる。
【 下山路は一目瞭然 】
途中の「展望台」も案内標識がきちんと付いて、サービス満点である。
【 下山時の「展望台」から 】
それならどこに、そんな間違える場所があったのかと不思議に思う。登山口近く、鈎型に曲がった地点に近づく。間違えた地点を確認しておかねばと思う。
あたりを行ったり来たりしてみたら、理由が分かった。登山口からUターンする地点までの間に、広くなった場所があって右側に行かないようにロープが張ってあり、ロープの切れ目に「登山路」の看板があった。Uターする場所はそこから50mほど上がった地点だったが、そこは広い谷筋にそったの道がまっすぐ上に伸びて、Uターン地点には何も無いから何の疑問も無く、手前で見た「登山路」の標識に安心感を持ってそのまま進んだのだ。そこに「こちら→」の印がほしいところだと思った。でも、ちょっと地図のことを頭に刻んでいたら、そんなことにはならないと、反省したり、歳のせいにしたり。
マーケスに、まだ陽の高い午後4時半過ぎに戻り、帰りは日吉から杉坂、京見峠経由で6時前に自宅に戻ってきた。