この映画・本、よかったす-旅行記も!

最近上映されて良かった映画、以前見て心に残った映画、感銘をうけた本の自分流感想を。たまには旅行・山行記や愚痴も。

『女と銃と荒野の麺屋』-チャン・イーモウの娯楽映画でリラックス

2011-10-16 20:57:48 | 最近見た映画

              【 2011年10月16日 (日)】  京都シネマ


 チャン・イーモウといえば『初恋のきた道』や『至福のとき』などのほのぼのする作品を思い浮かべるが、ハリウッドに出てから『HORO』とか『LOVERS』あたりからちょっと様子が変わってきたかと思っていたが、今度のはタイトルからして滑稽だ。


       



 どうして、《女》と《銃》と《麺屋》-しかも《荒野の》-その組み合わせかがよくわからないが、それだけで興味津々である。

 中国のどのあたりの、いつ頃の時代を映した映画なのかとふと思うが、そんなことはどうでもいい。ともかく突飛で滑稽なのだ。だいたいあんなところで『麺屋』をして、どうしてあれだけの金を蓄えられるのかと思うが、それも滑稽の内。


            



 麺生地を回して延ばすシーンがある。あれは、実写なのか、それとも合成なのか。両手で紐状に延ばしていくのは、よく見るが、合成にしても見事なものだ。あの麺を食べたら、どんな歯ごたえがあるのだろうか、一度食べてみたいと思う。


 




                          



 警察隊以外、6人の出演者しかいない映画で風景も不思議だが、みな歯切れよく、軽快なテンポで結構面白かった。


                           



 『HORO』などの派手な立ち回り、ワイヤー・アクション金と数にものをいわす映像と違って、話の展開・脚本で惹きつけていく、さすがその点は実力者「チャン・イーモウ」という感じの映画だった。

 ともかく映像がきれいというか特別な光を放つ。公式サイトの『Garary』を一度覗いてみてください。



      『女と銃と荒野の麺屋』-公式サイト

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