美味しいうにをもとめて北三陸へ第3弾
朝から台風のような雨と風で大荒れの天気。
こんな状況で海に行って果たしてどうなることか?
と思いつつもせっかく遠くまで来たんだから「あまちゃん」の撮影場所を見て行こう。
ということになり久慈市へ向かう。
田野畑村から久慈市までは約1時間?
久慈市内から小袖海岸を目指す。
聞くところによると小袖海岸への道は大変狭くなっているので土日祝日はマイカー規制になっているとのこと。
大丈夫か?と思いつつ進んで行くとどこにも交通規制の気配が無い。
道路はやはり車がすれ違えないくらい狭い箇所が多い。
混雑しているときは大変だろうと想像がつく。
しかし、
今日は台風だから通る車が無い?
いや、こんな状況でも来る人がいるんですねぇ~。
という俺たちも同じなんだけど!!
晴れていれば素晴らしい景色なんだろうなぁ~
と思われる景色が続きます。
この台風のような天気が恨めしい(*_*)
途中譲り合いを繰り返して何とか無事に小袖海岸に到着。
なんとなくテレビで見た光景が広がっています。
だけど外に出たくないくらいの荒れ模様。
そんな大荒れの天気でも観光客は来るみたいです。
俺たちもそうなんだけど!!
駐車場には誘導する人が二人もいる。
ご苦労様ですm(__)m
「こんな天気でも見るところがあるんですか?」
と聞くと、
「海女センターに行ってみてください」だって!!
大荒れの中を海女センターまで約200mくらい歩かなくちゃなんないんだよ。
車で行けないの?
なんて愚痴が出るけど、我慢して歩く。
途中になの流行語にもなった「じぇじぇじぇ」発祥の地の碑が建っている。
小袖は太平洋沿岸北三陸に位置しており、日本最奥に暮らす「北限の海女」で名高い小袖海岸、輝く方言文化を持つ「海女の国」です。
「じぇ」の言語は、小袖の愛嬌方言で、驚きをはじめ感情を表現する言葉であり「海女の国」特有の方言と言えます。
由来は、万葉集に海人が働く様が詠まれており、海女のことを表す「かつぎ」の言葉と共に語り継がれてきた「じぇ」は、古の生活習慣、伝統の海女、漁師が語る方言として海に暮らす集落形態、生業から生まれた会話の相槌言葉が由来とされています。
「あまちゃん」のドラマでは、驚きが増すほど「じぇ」の数が増えるとされました。
以来、「じぇじぇじぇ」は、一気に全国発信となり、平成25年流行語大賞に選ばれる快挙となりました。
それを記念して「じぇじぇじぇ」発祥の碑を建立したそうです。
道路にあるマンホールも「北限の海女」です。
そこから海女センターまで進んで行くと今度は「北限海女の里」の碑が建っています。
その向かい側ではテントの中で海女さん?たちがウニを剥いて瓶詰する作業をしていました。
大雨の中だけど、初めて見るウニ剥き作業を見学。
美味しそうな顔をしてみていたからか、「ウニ食べれますよ!!」
と言ってくれるではないかぁ~!!
大きいウニ1個500円。
昨日のホテルでは1個900円だから約半額。
さっそく頂きましたぁ~!!
以前食べたことがある殻付のウニはワタの部分にちょっと臭みがあったけど、
このウニは全然臭みもなくあまくてうまぁ~い(^○^)
こんなに美味しいウニは初めてかもしれない。
すごく楽しみにしてきたウニにやっとありつけましたぁ~(^o^)/
美味しいウニに感激したので瓶詰も購入。
実際にはここでこの瓶詰になかなかありつけないとか?
大雨の影響で観光客が少なくてよかったのかも(^^)v
自宅に帰ってからこのウニでウニたぷりのウニ丼を頂きましたぁ~!!
じぇじぇじぇ~のうまさでしたよぉ~(^^)v
小袖海女センターは東日本大震災の大津波で、新築して約半年で全て流されてしまったそうです。
新しい海女センターは昨年末にできて今年の4月にオープンしました。
素潜りの実演会場は海女センターのしたにあります。
ここで実演されるようですが、今日は強風が吹きつけているので写真を撮るのも苦労するくらいです。
海女の実演は7月から9月の土日祝日に実施されるようです。
8月の第一日曜日には「海女フェスティバル」が行われるようで、その打ち合わせが行われていました。(たぶん)
海女センターは3階建で、
1階が案内所と物産館。
2階が海女を紹介する展示コーナー。
かわいらしい海女ちゃんが迎えてくれます。
古い資料は津波で全て流されてしまったそうで残念です。
ドラマあまちゃんに出演した女優の写真がありました。
能年玲奈ちゃんのサインもあった。
3階は軽食スペースになっていて、
テレビにも出ていた「海女cafe」の看板が!!
話題の「まめぶ汁」があったので食べてみる。
「まめぶ」と言うから「麩」が入っている味噌汁のようなものをイメージしていたが全く違うものだった。
クルミと黒砂糖を包んだ団子が美味で野菜やキノコを煮たとろみの汁が熱々で美味しい。
まめぶ汁は、行事や「ハレ」の際の食として、正月や結婚などのお祝いの時に作られる郷土料理だそうです。
様々な野菜とともにクルミと黒砂糖を包んだ団子を一緒に煮る料理で、その姿が「まりふ」に似ていることから「まめぶ」と呼ばれるようで、豆々しく、健康で、無事に暮せるようにの願いが込められているそうです。
寒いからか初めての「まめぶ汁」美味しかったぁ~(*^_^*)
そして、
ウニごはん 300円
これもウニの香りと味がいい!!
まめぶ汁とウニごはんをたいへん美味しくいただきました!!
あまちゃんが防波堤の上を走って行って灯台のところから海に飛び込むシーンがあったけど。
その灯台がこれ。
今日は灯台までたどり着けそうもありません(*_*)
かもめたちも飛べないくらいの荒れ模様だったけど、
美味しいウニやまめぶ汁を堪能できたからやっぱり無理して来てよかった!!
これが晴れていれば観光客でごった返し大変だったんだろうな?
これで念願の「あまちゃん」の撮影地や話題の食べ物を無事にクリアー。
次は話題の海鮮丼を堪能しに行きます。
海鮮丼を食べる前にウニごはんなんて食べて大丈夫だったのか?
次に続きます。
お楽しみに(^^)v